「イライラ」という感情は、ストレスでしかありません。日々の生活の中で、気がつくと「イライラ」してたり、我慢できず周りの人にあたってしまう・・・
そんな事ばかりしていると周りはどんどん離れていってしまいます。自分自身にはデメリットしかありません。
もし、「イライラ」を軽減する事ができれば、毎日の生活を、今よりも穏やかに、そして優しい気持ちで過ごすことができると思います。
そして今以上に、自分自身や回りの人達ともうまく付き合っていけるはず・・・
そこで今回は、“相手に「イライラ」しない為の考え方”について書いていきたいと思います。
相手に「イライラ」しない為の考え方!3つの対処法
相手に「イライラ」しない為の考え方について、いくつかに分けてみました。
- 別の視点からも物事を考えてみる
- 相手に対して多くを求めすぎない
- 時代と共に変わる「常識」「価値観」「こうあるべき」にとらわれない
別の視点からも物事を考えてみる
相手の立場になって物事を考える事ができる「柔軟な考え方ができる人」は「固定観念に囚われにくい人」だと思います。
人はストレスを感じると視野が狭くなり、偏った考え方になってしまい固定観念に囚われてしまいます。さらにネガティブな先入観を持ってしまうと最悪です。それが引き金になって「イライラ」の原因になってしまう事があります。
ネガティブな思い込みが先行してしまう前に、物の見方を変えることをお勧めします。
相手の立場に立って物事を考えてみましょう。
視点を変えれば、また別の考え方が生まれ、相手にも共感する事ができたり「イライラ」する原因も少なくなっていくと思います。
相手に対して多くを求めすぎない
相手に対して多くを求めなければ、ガッカリもしないし「イライラ」もあまりしない・・・
逆に相手に対して多くの事を求めれば求める程、期待も多くなり相手に依存してしいます。
もし、期待していた事が得られなかった場合、落胆しガッカリしてしいます。
そして、それがストレスとなり「イライラ」の原因に繋がります。
相手に対して多くを求めなければ、その人に依存もしなければガッカリする事も少なくて済みます。
結局、他人に対しての何らかの依存が「イライラ」の要因になっている事が多いみたいです。
時代と共に変わる「常識」「価値観」「こうあるべき」にとらわれない
存在している環境や事情は人それぞれで、1人として全く同じではないと思います。
このように考えてみると、自分が思う「こうあるべき」という感覚や考え方は、人それぞれです。
自分が見えているものだけが全てでないという事です。世の中は意外に単純ではなく複雑です。
見方によってはいくらでも変わっていきます。
なので自分が今まで経験した事による価値観だけで物事を判断せず、物事を柔軟にとらえ、相手を受け入れることで、相手への「イライラ」は減っていきます。
そして、周りの人を不快にさせたり、傷つけてしまうことを極力避ける事ができます・・・
世間の「常識」「価値観」「こうあるべき」を求めても、必ずいい方向にいくわけではありません。
例えば「たくさん勉強して良い大学に入って大手企業に入れば安泰」という価値観も、今は分かりません。大企業も倒産する時代です。倒産しなくてもリストラに合う可能性もあります。時代と共に価値観や常識は変わっていきます。
人に対しても同じです。
例えば、自分の部下に対して「なぜ、当たり前のことができないのか」とイライラした場合、それは価値観の違いからくるものです。あなた自身が当たり前だと思っている事が、その人にとっては当たり前では無いのかもしれません。
育った環境や時代は、人それぞれ違います。いろいろな考え方があって当たり前です。
なので、共感できない原因は、その人自身では無く育った環境、時代背景にあり、その人にあるとも限りません。
という事は「常識」「価値観」「こうあるべき」も時代と共に変わっていきます。
「イライラ」の原因を突き詰める方法
1日がを終わった夜に、一日を振り返って、なぜ自分が今日一日「イライラ」していたのか、その原因を思い返して、思いついた事を片っ端からノートに書き出してみましょう。
まずは、今日一日「イライラ」した事を吐き出す事が大事です。そしてノートに書き出す事によって「イライラ」していた事が客観的に見る事ができ、原因や経緯が見えてきます。
例えば、もし「イライラ」していた原因が「自分が我慢してやらないようにしている事を周りの人が、普通にしていたから」という事に、気づいた場合は、イライラしている原因の裏に「自分が我慢している事をやっていて、うらやましい」という気持ちが、その裏に実は隠れていたことに気づけます。
ちょっとした嫉妬心ですね・・・
「嫉妬」という気持ちから、その人に当たってしまったのなら、本当に悪いのは、その人ではなく、もしかしたら自分に原因があるかもしれません。
こんなふうに、いろいろと原因を分析する事ができます。原因が解れば対処もしやすいと思います。
なので、
1日がを終わった夜に、一日を振り返って、なぜ自分が今日一日「イライラ」していた原因を、思い返して、思いついた事を片っ端からノートに書き出してみましょう。
最後に
必要なのは、他人を理解し、受け入れる事です。まずは、その人に対してイライラするのではなく、なぜ、その人が、そういう行動をとるのか考えてみましょう。
例えば、その人が育った環境であったり体質であったり、どうしようもない要因がそういった行動を取らせたのかもしれません。
どんな行動の裏にも、何かしら理由があります。
理解できないからといって諦めずに、どのような可能性があるのかを模索していい方向にもっていってあげましょう。
相手を少しずつ受け入れる事で、相手への不満やイライラも少しずつ減っていきます。
book
こちらの記事もどうぞ
・ほっこりする、優しいストーリー「”神様の定食屋“ 著・中村颯希 」