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パソコンのバッテリー寿命を延ばす!スリープ放置の落とし穴と理想の電源管理術・・・

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初めに・・・

ふとした休憩のつもりが、気づけば何日もパソコンをスリープ状態のままにしていた・・・

なんてことはありませんか。

「すぐに作業を再開できるから」

「いちいち電源を切るのは手間がかかる」といった理由はよくわかります。

ですが、その便利さと引き換えに、

実はパソコンの心臓部ともいえるバッテリーが少しずつ悲鳴を上げているかもしれません。

今回は、意外と知られていないスリープモードの仕組みを紐解きながら、

愛機を少しでも長く、元気に使い続けるためのケア方法についてお話ししていきます。

 

 

 

 

スリープモードは「眠っている」だけで「休んでいる」わけではない

 

まず知っておきたいのが、スリープモードがどのような状態なのか、という点です。

スリープは、例えるなら「本を開いたまま、いつでも読み直せるように仮眠をとっている状態」です。

作業中のデータはメモリ(RAM)という場所に一時的にキープされており、

画面が暗くなってもパソコンの内部では微量の電気が流れ続けています。

そのため、シャットダウンとは違い、バッテリーの残量は刻一刻と減っています。

ここで一番注意したいのが「完全放電」のリスクです。

ノートパソコンに多く採用されているリチウムイオン電池は、

残量がゼロになった状態で放置される「過放電」をとても嫌います。

この状態で長く置いておくと、内部で化学的な劣化が進み、

次に充電しようとしたときに「全く反応しない」

あるいは「フル充電してもすぐに切れる」といったトラブルの原因になります。

また、劣化が進むとバッテリーがぷっくりと膨らんでしまうこともあり、

故障だけでなく安全面でも不安が残ります。

「スリープだから安心」と放置せず、

電力を消費し続けていることを意識するのが、長持ちへの第一歩です。

 

 

シャットダウンとスリープ、どう使い分けるのが正解?

 

「じゃあ、毎回電源を切ったほうがいいの?」と思うかもしれませんが、

実はそうとも言い切れません。

パソコンにとって、最も電力と負荷を消費するのは「起動時」だからです。

効率よく、かつ優しく使い分けるための目安をまとめてみました。

 

 

① 短い離席ならスリープでOK

ランチ休憩や、1〜2時間程度の会議、あるいは家事の合間など、

短時間で作業に戻る場合はスリープが適しています。

頻繁にシャットダウンを繰り返すと、かえってパーツに負荷がかかったり、

電力の消耗が激しくなったりするためです。

だいたい90分以内を目安にするのが、

スムーズな作業と保護のバランスが良いとされています。

 

② 1日の終わりにはシャットダウンを

夜寝る前など、その日の作業を完全に終えるときは、シャットダウンを選びましょう。

数時間以上の空き時間があるなら、一度リセットしてあげるのが、

バッテリーにとってもシステムにとっても一番の休息になります。

 

③ 数日間使わないときは「完全オフ」が鉄則

週末の旅行や出張、しばらく使う予定がないときは、必ず電源を切ってください。

数日間のスリープ放置は、過放電のリスクを最も高める行為です。

 

④ Windowsユーザーなら「休止状態」という選択肢も

Windowsを使っている方におすすめしたいのが「休止状態」です。

これは、作業中のデータをメモリではなく

ストレージ(SSDやHDD)に書き込んでから電源を切る方法です。

スリープよりも復帰に数秒余計にかかりますが、電力消費はほぼゼロになります。

「作業状態を維持したいけれど、長時間使わない」というシーンでは、

まさにいいとこ取りの機能といえるでしょう。

 

 

バッテリーの劣化を最小限に食い止める、日常の3つの習慣

 

電源の切り替え以外にも、日々のちょっとした心がけでバッテリーの持ちは大きく変わります。

今日から取り入れられる、優しい管理術をご紹介します。

 

①「満タン」のまま繋ぎっぱなしにしない

意外かもしれませんが、常に100%の状態で充電器に繋ぎ続けるのは、

バッテリーにとって大きなストレスになります。

これは「満充電保存」と呼ばれ、高い電圧がかかり続けることで劣化を早める要因となります。

多くのノートパソコンには、バッテリーの負担を減らすために「80%程度で充電を止める」といった制御機能が備わっています。

専用の設定画面を覗いてみて、こうした保護設定があればぜひオンにしておきましょう。

腹八分目が健康にいいのは、パソコンも同じなのですね。

 

② 過酷な温度環境から守ってあげる

リチウムイオン電池は熱に非常に敏感です。特に注意したいのが、

スリープ状態のまま通気性の悪いバッグに押し込んだり、

直射日光が差し込む車内に放置したりすることです。

熱がこもると内部の化学反応が暴走し、寿命が一気に縮まってしまいます。

できるだけ風通しの良い、涼しい場所で使うのが、パソコンを長生きさせるコツです。

 

③ 週に一度の「再起動」でリフレッシュ

スリープや休止状態ばかりを使っていると、

システム内に小さなゴミ(キャッシュデータ)が溜まり、動作が重くなることがあります。

週に一度は「再起動」を選んで、頭の中をスッキリさせてあげましょう。

これはバッテリーだけでなく、パソコン全体の健康維持にとても効果的です。

 

 

まとめ

道具を慈しむ気持ちが、寿命を延ばす・・・

スリープモードは、私たちの作業効率を上げてくれる素晴らしい機能です。

しかし、それに頼りすぎて「放置」が当たり前になってしまうと、

大切なパソコンの寿命を縮めてしまうことになりかねません。

「少しの間ならスリープ、長く離れるならシャットダウン」

このシンプルなルールを心がけるだけで、数年後のバッテリーの元気良さに明らかな差が出てきます。

愛着のあるデバイスと心地よく長く付き合うために、ぜひ日々の運用を見直してみてください。

今回の内容で、スリープモードの活用法やバッテリー管理について少しでもお役に立てれば嬉しいです・・・

 

 

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