完璧主義者の人は、仕事のミスが少なく周りから頼られるイメージがあります。
こういった人の特徴としては
何事にも妥協しないで頑張りすぎてしまうという特徴があります。
そのため、ストレスや疲労が蓄積されやすい傾向があります。
これは、良い面でもあり悪い面でもあります。
そこで今回は、完璧主義者の特徴や疲れない為の対処方について、記事を書いていこうともいます。
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完璧主義な性格の原因とは?
一般的な考え方としては、子供の頃の育った環境に関係があるとされているみたいです。
子供に対して高い理想を持つ親に育てられた事によって、そういう風になってしまう場合があります。
高い理想を持つ親は子供をなかなか褒めません。ただ、みんなより優秀な成績をとった時にだけ、褒めてくれます。
褒めてもらう事によって、子供はすごく嬉しい気持ちになります。
「褒めてもらえる」という快感が生まれるのです。
そういった「親に褒めてもらえる快感」が、どんどん積み重なることで、完璧主義となる性格が形成されていくと言われているそうです。
完璧主義者の特徴
- 志が高い
- 使命感や責任感が強く、妥協することができない
- 自己意識が強く自意識過剰な面も・・・
ざっとこんな感じです。
では深掘りしていきますね・・・
1、志しが高い
完璧主義者は、志しが高い傾向にあります。
常に100%の仕事をしようとしたり、さらに期待以上の成果をもたらし上司や周りの人達から一目置かれる存在になる事が多いです。そして、そういった存在になることで優越感に浸る傾向があります
自分に厳しく、高い目標や目的に向かって進んでいく完璧主義者の人。それを実現するために、絶え間ない努力を惜しまない真面目さと向上心は、見習うべきだと思います。
ですが、あまり自分を追い込みすぎるのは、心身共に疲弊してしまうので頑張りすぎるのは、あまり良くないと思います。
2、使命感や責任感が強く、妥協することができない
使命感や責任感が強い人も、完璧主義にとらわれやすい傾向があります。使命感や責任感が強いのは、すごく大切なことですが、自分が請け負った仕事は絶対に失敗できないという事に執着しすぎると、自分が疲れるだけでなく、周囲の人に対しても、厳しくなり、妥協を許すことができず、孤立してしまう事もある。
それから、使命感、責任感が強いために失敗することを怖がりすぎる人も、完璧主義者の可能性があります。確かに、失敗することによって、自分に対する評価が落ちてしまいます。しかし、どんな人でも成功と失敗を繰り返しながら、少しずつ成長していきます。
なので、失敗することを怖がらず、せっかくの成長の機会を逃さないようにしなくてはいけません・・・
3、自己意識が強く自意識過剰な面も・・・
自己意識が強い人も、完璧主義になりやすい傾向にあります。自己意識が強い人は、頑張ってる自分を実感するのが好きなのです。そういった優越感に浸るために目的遂行のための努力は惜しみません。完璧に物事を遂行できている自分に陶酔する傾向にあります。
そして自意識過剰な面も・・・
自分が他人にどう見られたり、どう思われたりしているか、すごく気になってしまう完璧主義者の人。その結果、他人の評価を気にしすぎて常に神経をとがらせています。そういった状態が多く続けば、心身ともに疲弊し挙げ句の果てに壊れていってしまいます。
それから完璧主義者の人の中には、周りの目を気にしすぎて努力の方向性を見失い、仕事で成果を出すこと以上に、『他人に評価されること』が目的になってしまっている人も見られます。それぐらい「他人が自分に対して、どういう評価をしてるのか」というのが根本にあり、気になるみたいです。
疲れていませんか・・・・
完璧主義の良い面と悪い面
良い面
・妥協をしない
妥協をすることが苦手な完璧主義者。そんな訳で仕事を、目的達成するまで「ミスが無いか」細心の注意をしながら、慎重に頑張る事ができるので、より高い成果を生み出すことができるのです。周りからの信頼もあり、上司や後輩からは、頼られやすい存在の人が多い気がします。
・安心して仕事を任せられる
真面目すぎる性格から、責任感が強く、最後まで妥協しないという完璧主義の人。そういった仕事に向き合う姿勢は、上司の目から見ても、安心して仕事を任せられることが出来るため、責任者やリーダーに抜擢される機会も、当然ながらそういった機会が自然と増えていきます。
・丁寧
志しや理想が高く、向上心がすごくあります。さらに細かい作業を丁寧に行うのも得意です。失敗がないよう細心の注意を払いながら仕事を進めていくため、細かい作業を丁寧に行うことを、あまり辛いと思わない傾向があるみたいです。
悪い面
・細かい事が気になりすぎる
細かい点がすごく気になるため、物事の全体を把握するのが意外と苦手です。なので、あまり物事の優先順位をつけて作業をこなすのが苦手です。そのため、本質から外れたどうでもいいような事にばかり目が向いてしまい、物事の全体を上から見て考える事を忘れてしまう事があります。本来の目的や求められる成果をちゃんと把握した上で、物事の全体を見ていかないと、悪い方向に事が、どんどん進んでいってしまう事があります。
物事を効率よく、こなす上で大切な事は、物事を全体から見て優先順位をつけていく事です。そういった事が苦手なのも、完璧主義者のダメなところです。任された責務を完璧にこなしたいという思いが、今請け負っているすべての問題や課題が気になってしまい、それほど重要でない事にまで、こだわってしまい、余計な時間を費やしてしまう。それによって心身ともに疲弊していってしまう事があります。
・慎重になりすぎて行動に移すまで時間がかかる
物事を始めるときに慎重になりすぎて出遅れてしまう完璧主義者の人。自分の中で納得しない限り行動に移さない慎重派。完璧を目指すあまり、「上手くいくか」「上手くいかないか」の極端な判断で動く事があります。仕事というのは、少しぐらい完璧でなくても、求められている基準を越える結果を出せたら大丈夫だったりします。もし問題があったとしても、後で改善すれば大丈夫な時もあります。全てが上手くいかなければダメという考えでいては、自分で自分をどんどん追い込んでしまう事になります。その結果、上手くいくものも上手くいかなくなります。すべてが自分の思い通りに進むとは限りません。
・そして過去の失敗をいつまでも忘れず引きずっていまいます。
失敗を反省することは、次に活かすことができるので、すごく大事な事ですが、完璧主義者の人にとっては、失敗した記憶はいつまでも心に消えずに残ってしまいます。そういったことから、新しいことへのチャレンジをする時、失敗した事がネックになってなかなか行動に移す事ができません。
人に頼ることが苦手なようです。何でもかんでも自分で仕事を抱え込んでしまって、人に頼る事が苦手なようです。
自分の役割なのだから、自分で責任を持ってやらなければならないという考え方と、人に任せるより自分がやったほうが仕事が上手くいくと考える傾向があるみたいです。人に協力を求めたほうが、うまくいく場合でも、自分一人で進めようとします。その結果、作業の質とスピードに影響が多かれ少なかれ出てしまう事もあります。それから、自分を厳しく管理し、より完璧を求めてしまう完璧主義者の人は、自分が任された仕事に対して、より高い成果を出したいがために他人にも厳しく成果を求めてしまったり、自分の考え方を押し付けてしまう傾向があるみたいです。
対処法は、この3つ
- 優先順位をつけましょう
- あらかじめ目的や目標の達成を明確にしておきましょう
- 人に頼っていきましょう。そして適度に休憩をとりましょう
ざっとこんな感じです。
では深掘りしていきます・・・
1、優先順位をつけましょう
今請け負っている仕事や課題、問題点をリストにして書き出して整理することから始めましょう。そういったことを整理する事によって、「急いでやる事」「重要性の高いもの」とかが見えてきます。それから、優先順位をつけていきましょう。「すぐに手をつけなければならないもの」「これは後回しにしても大丈なもの』という感じで優先順位をつけていきましょう。とにかく書き出すことが重要です。書き出すことで自然と優先順位が見えてきます。そして一つ一つの仕事に時間を割り振りましょう。スケジュール管理がしやすくなります。
なるべく、余裕のあるスケジュールを作るようにしましょう。それには作業工程を細かく分けて考える事がすごく大事です。個々の作業に時間を決めて時間内に終わるようにスケジュールを進めていくと、想定していなかった事が起きても、その場に応じて柔軟な対応ができるようになっていきます。また、余裕のあるスケジュールを組んだ場合、予定よりも早く目的達成します。あまった時間で細部を見直したりする事ができるので、細かい事が色々気になる完璧主義者の人。仕事をこなしていく上で気になる事が出てきても、「その仕事に対して致命的な欠陥の場合」以外は、優先度が高いか低いかだけで判断してください。人が一度にできる仕事なんてたかが知れています。何でもかんでも手をつけないで、優先順位の高いものから取り掛かりましょう。
2、あらかじめ目的や目標の達成を明確にしておきましょう
「目的や目標の達成」を定期的に確認していく事は、物事の全体を見失わないようにするための確認方法です。失敗する事を怖がって細かい事にこだわりすぎて時間を費やすのではなく、求められている事に対して、結果を出すことに意識を向けてみてはいかがでしょう。
3、人に頼っていきましょう。そして適度に休憩をとりましょう
何でもかんでも自分でやってしまおうとしても上手くいきません。
仕事をしていく上で、人に任せたり、人の力を借りて物事を進めていくことは、ごく自然な事です。「何か手伝いましょうか」と、声をかけてくれる人がいたら、素直に仕事を任せて見てはいかがでしょうか。作業を分担したりすると、より効率的に仕事を進める事ができます。
それから適度に休憩を挟む事も、大事な事です。
色々考えすぎている頭を、いったん休めましょう。そうすることで、物事の全体を見渡せる目を取り戻し、冷静に判断する事ができます。
物事がうまく運ばなくても、自分を責めないでください。それよりも頑張った自分を認めてあげてください。どんどん精神的に疲弊していきます。
何もかもうまくいく人なんていません。
大切なのは、うまくいかなかった事で自分を責めるのではなく、
何が悪かったのか冷静に見つめ対処する事です。
最後に
完璧主義には良い点がいっぱいあります。
ただ完璧主義にこだわりすぎると
精神的にも、体力的にも疲れ果ててしまいます。
何事にも、ほどほどが良いと思います。
自分を厳しくするのもほどほどに・・・
他人のミスを厳しい目で見るのもほどほどに・・・
やっぱり
ほどほどが一番です。
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