日々の暮らしの中で、手放せないのが、家電製品。
そこで気になるのが、電気代。
電力会社から来る請求書見て、ドキッとしたことないですか?
毎日使う家電製品の電気代、計算してみませんか?
節約意識がめばえたり、家電製品を新しく買い替える時も役に立ちますよ。
このエアコン・・・電気代ってどれくらいかしら?
電気代の計算方法
まずは、消費電力、定格消費電力、年間消費電力、それらを求めるために使う必要な単位などから説明します。
消費電力、定格消費電力、年間消費電力
消費電力
消費電力とは、家電製品を使用したときに消費される電力のことです。
例えば、使用する家電に消費電力800wと記載されていれば、それを使用した場合800wの電気が消費されているということになります。
定格消費電力
定格消費電力とは、使用する家電製品のもつ機能を最大限に使った場合に使われる電気の量。
例えば、電気ストーブに定格消費電力1150wと記載欄に書いてあったら最大限に使っても消費する電力は1150w以上にはならない。
年間消費電力
年間消費電力とは、家電製品をある一定の条件で一年間消費した電力の量。
家電製品は使用する人、環境によって、消費する電力もそれぞれ違います。
電気代の計算をするときに使う単位
Wとkwh
電気(電流)の仕事率を表す単位、つまり消費電力の単位です。
kWのkはキロという意味で1000を表す単位です。
例えば1000Wは1kWになります。
WhとkWh
Whとは1時間に消費する電力量です。
kWhのkはキロという意味で1000を表す単位です。
例えば1000Whは1kWhになります。
計算方法
《 消費電力 (W) 》×《 使用した時間 (h) 》=《 使用した電力量 (Wh) 》
《 使用した電力量 (Wh) 》÷1000=《 使用した電力量 (kWh) 》
《 使用した電力量 (kWh) 》× 電気単価 = 電気代
例えば電気ストーブを800Wで3時間使って電気単価が1kWhあたり27円だった場合。
800(消費電力)×3(時間)=2400(Wh)
2400(Wh)÷1000=2.4(kWh)
2.4(kWh)×27(電気単価)=64.8(円)
になります。
まとめ
どうでしたか、意外と簡単だったと思います。
でんき屋さんに行ったとき、「この商品の電気代は、だいたいこれくらいかな」とか商品を購入する上で、一つの目安にしてみるのもいいと思います。
今、使用している電化製品の電気代が、わかる事によって節約意識にもつながり、1ヶ月の電気代も安く抑える事ができます・・・
ただ、これは、あくまでも目安にしかなりません。
大体の家電製品は、省エネ設計となっていて、使い方、使用環境に応じて消費電力を変え、適度に電力をオンとオフに切り替えて、なるべく消費する電力を抑えようとしてくれています。
なので、ずっと同じ消費電力で動くことはなかなか無いそうです・・・
という事で、大体の目安くらいにしておくと良いと思います・・・
もしよかったら、参考にしてください。