今回は、MediaTekが開発しているARMベースのチップ(SoC)、MediaTek Dimensity 7050 のベンチマーク性能(Antutu Ver10 & Geekbench 6 ) ・仕様・特徴などを記事にしていきたいと思います。さらに、SiMフリー スマートホンの搭載機種の紹介などもしていきます。
MediaTek Dimensity 7050は、ミドルレンジクラス向けのチップ(SoC)です。日常的な使用や軽めのゲーム、マルチタスクを快適にこなせるだけでなく、省エネルギー性にも比較的優れております。さらに、5GやWi-Fi 6E、優れたカメラ機能に対応するなど、バランスの良い性能が特徴です。
MediaTek Dimensity 7050 は、主に「Android スマートフォン」に使われているモバイル端末向けのチップ(SoC)です。
MediaTek Dimensity 7050の仕様
チップ(SoC) | MediaTek Dimensity 7050 | |
---|---|---|
CPU | 種類(アーキテクチャ) | Cortex-A78(2.6GHz) / Cortex-A55(2.0GHz) |
コア数 | 8コア【Cortex-A78(2コア)/Cortex-A55(6コア)】 | |
動作周波数 | 最大2.6GHz | |
GPU | 種類(名前) | Mali-G68-MC4 |
動作周波数 | 950MHz | |
メモリ | 種類 | LPDDR5 / LPDDR4X |
周波数 | 3200Mbps(LPDDR5) / ?Mbps(LPDDR4X) | |
最大メモリサイズ | ?GB | |
ストレージタイプ | UFS 3.1 / UFS 2.1 | |
AIアクセラレータ | MediaTek NPU 550 | |
通信 | 5G / 4G LTE | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E | |
プロセス | 6nm |
MediaTek Dimensity 7050の特徴
MediaTek Dimensity 7050は、ミッドレンジスマートフォン向けに設計された、バランスの取れたチップ(SoC)セットです。日常使いはもちろん、軽めのゲームや動画視聴にも十分対応できる力を持っています。8コアのCPU(2.60GHzのCortex-A78×2、2.00GHzのCortex-A55×6)を搭載しており、そこそこ負荷のかかりやすい処理も意外とスムーズにこなせ、軽い作業では効率よくバッテリーを節約できます。
Mali-G68 GPUも備えており、軽めのゲームなら快適にプレイ可能。さらに、6nmプロセスで作られているため、バッテリー持ちがけっこう良く、バッテリー容量にもよりますけど、意外と長い時間楽しめます。
また、LPDDR5メモリとUFS 3.1ストレージに対応しているので、アプリの起動やデータ転送もなかなかの高速で、ストレスが軽減します。5GやWi-Fi 6E にも対応しており、ネットの速度や接続の安定性が向上していて、オンラインゲームや動画ストリーミングも楽しめます。
カメラ性能も見逃せません。最大200MPのカメラに対応しており、4K動画の撮影も可能。美しい写真や動画を簡単に撮影できるので、旅行やイベントで活躍してくれそうです。
ディスプレイ解像度は最大2520×1080で、120Hzのリフレッシュレートもサポート。スクロールやゲームの操作が滑らかで、視覚的にも楽しめます。
AIユニット「NPU 550」が搭載されており、写真や動画のリアルタイム処理やゲームのパフォーマンス向上にも期待できます。
Dimensity 7050は高性能でありながら、バッテリー効率や最新技術もしっかり兼ね備えているので、コストパフォーマンスを重視する方にぴったりのチップセットです。ゲームやアプリを快適に楽しみたい方には、ぜひおすすめしたい選択肢です。
MediaTek Dimensity 7050は、ミッドレンジクラスのスマートフォンに求められる性能をしっかりと備えています。CPUやGPU、カメラ、ディスプレイの性能が高いだけでなく、5GやWi-Fi 6Eなどの通信技術にも対応しており、これからのスマートフォンにぴったりのチップセットと言えます。軽めのゲームや動画、アプリを快適に楽しみたい方にとって、Dimensity 7050搭載のスマートフォンは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
もし、コストパフォーマンスを重視しつつ、そこそこの性能が欲しいという方は、ぜひDimensity 7050を搭載したスマートフォンを検討してみてください。快適な使用感と、バランスの取れた性能はコスパ最高ですよ!
MediaTek Dimensity 7050 ができる事!(簡単まとめ)
MediaTek Dimensity 7050は、ミドルレンジのチップセットとして、さまざまな場面で頼りになる性能を持っています。具体的にどんなシーンで活躍するか、いくつかのポイントを見ていきましょう。
・マルチタスキング
Dimensity 7050は、2.6GHzのCortex-A78コア2つと、2.0GHzのCortex-A55コア6つを搭載していて、それなりにスムーズに動作します。そのため、複数のアプリを同時に使っても、そこそこ快適に作業を進めることができますよ。
・クリエイティブな作業
例えば動画編集や画像編集のように少し重たい作業の場合、このチップセットでは今一つという感じです。なので、もし、プロ向けの高負荷な作業を頻繁に行う方は、もう少し上級のチップセットを検討したほうがいいかもしれません。
・オフィス作業
文書作成や表計算、プレゼン資料の作成など、オフィスでよく使うアプリケーションには、問題なく対応できると思います。日常的なビジネスタスクも意外とスムーズにこなせるので、仕事に便利です。
・ゲーム
軽いゲームならけっこう楽しめますよ! もちろん、グラフィックが非常に高い最新のゲームでは設定を少し調整する必要があるかもしれません。
・ウェブブラウジング
Webブラウジングは、まったくストレスを感じることなく楽しめます。複数のタブを開いても、けっこうサクサク動き、動画を含んだウェブサイトも快適に表示されるので、普段使いにぴったりです。
・ビジネスアプリケーション
仕事で使うメールやメッセージングアプリ、生産性向上のためのアプリケーションも問題なく動作します。ビジネス用のアプリケーションも快適に使えるので、仕事の効率がアップします。
【 MediaTek Dimensity 7050 】のベンチマークスコア
#この記事の全てのベンチマークスコアは、搭載される機器等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・
【 Antutu Ver10 】比較表 (総合点の高い順)
チップ(SoC) | CPU | GPU | 総合点 |
---|---|---|---|
Apple A12 Bionic | 189976 | 208279 | 689460 |
MediaTek Dimensity 7300X | 198148 | 152817 | 676695 |
Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1 | 243931 | 157984 | 668217 |
Samsung Exynos 9820 | 181403 | 196815 | 635422 |
Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2 | 195979 | 120501 | 598816 |
MediaTek Dimensity 7050 | 176482 | 115896 | 594173 |
Samsung Exynos 1380 | 191647 | 166243 | 593964 |
Qualcomm Snapdragon 855 | 190890 | 137138 | 586485 |
Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 | 197064 | 109926 | 561172 |
MediaTek Dimensity 1080 | 165892 | 112468 | 529484 |
【 Geekbench 6 】比較表 (マルチスコアの高い順)
CPU | シングルスコア | マルチスコア |
---|---|---|
Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 | 940 | 2746 |
Intel Processor N200 | 1268 | 2730 |
Intel Core i5-1035G4 | 805 | 2662 |
MediaTek Dimensity 7030 | 1029 | 2506 |
MediaTek Dimensity 7025 | 1027 | 2483 |
MediaTek Dimensity 7050 | 961 | 2479 |
MediaTek Dimensity 1080 | 968 | 2417 |
Intel Processor N100 | 1210 | 2338 |
Intel Core i7-3770 | 674 | 2325 |
MediaTek Dimensity 900 | 895 | 2237 |
商品紹介
↗️ OPPO(オッポ) SIMフリー スマートフォン (Reno11 A) ダークグリーン《CPH2603GR》 ●仕様【有機EL 約6.7型(2412×1080) 120Hz / MediaTek Dimensity 7050 / RAM:8GB / ROM:128GB / ColorOS 14 (based on Android 14) / 背面カメラ:最大約6400万画素 / インカメラ:最大約3200万画素 / 防塵・防水 / 約177g / バッテリー容量:5000mAh / SIM : nano-SIM・eSIM 】
《特徴》鮮やかな6.7インチ有機ELディスプレイ採用。120Hzリフレッシュレート対応で滑らかな視覚体験。カメラとAI編集がいい感じ。6,400万画素カメラ、4K動画撮影、AI編集機能でコンテンツの質向上。簡単なデータ移行。専用アプリで簡単にデータ移行が可能。大容量バッテリーと急速充電。5,000mAhバッテリー、67W急速充電で長時間使用可能。
↗️ Lenovo(レノボ) タブレット (Lenovo Tab P12) グレー 《ZACH0002JP》 ●仕様【約12.7型(2944×1840) タッチパネル対応 / MediaTek Dimensity 7050 / RAM:8GB / ROM:128GB / Android 13 / 背面カメラ:最大約1300万画素 / インカメラ:最大約800万画素 / 約615g / バッテリー容量:10200mAh / 最長約10時間 】
《特徴》鮮明な映像と迫力のある音を楽しめるタブレットです。12.7インチの高解像度ディスプレイ(2944×1840)と、Dolby Atmos対応のJBLスピーカー4基を搭載し、どこでも臨場感あふれる映像体験を実現。また、周囲の明るさに合わせて画面の輝度が自動調整され、視聴に最適な環境が整います。さらに、Xbox Cloud Gamingに対応し、素早いレスポンスでゲームを楽しめるだけでなく、Wi-Fi 6の高速接続により、データダウンロードもスムーズで遅延が少なく快適に利用できます。
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