今回は、Qualcommが開発しているARMベースのチップ(SoC)、Snapdragon 778G+ 5Gのベンチマーク(Antutu Ver9 & Geekbench 5 )性能を記事にしていきたいと思います。そして、このチップ(SoC)が搭載されているSIMフリーのスマートフォンを紹介したいと思います。
Snapdragon 778G+ 5Gは、Snapdragon 778G 5Gを基に性能を向上させたモデルです。なかなかの性能で、コストパフォーマンスの良いチップ(SoC)です。前モデルと比べ、若干ではあるが、CPU / GPUのパフォーマンス性能が向上したことにより、ゲーム性能も向上しています。
Snapdragon 778G+ 5Gは、主に「Android スマートフォン」に多く使われているモバイル端末向けのチップ(SoC)です。
【Qualcomm】 Snapdragon 778G+ 5Gチップの仕様
| チップ(SoC) | Qualcomm Snapdragon 778G+ 5G | |
|---|---|---|
| CPU | 種類(名前) | Qualcomm Kryo 670 |
| コア数 | 8コア | |
| 動作周波数 | 最大 2.5GHz | |
| GPU | Qualcomm Adreno 642L | |
| メモリ | 種類 | LPDDR5 |
| 周波数 | 3200MHz | |
| NPU (Neural Processing Unit) | Qualcomm Hexagon 770 プロセッサ (第6世代) | |
| ISP (Image Signal Processor) | Qualcomm Spectra 570L | |
| モデム名 | Snapdragon X53 5Gモデム-RFシステム | |
| Wi-Fi / Bluetooth | Qualcomm FastConnect 6700 | |
| 5G NR | ダウンロード速度 | 最大 3.7 Gbps |
| アップロード速度 | 最大 1.6 Gbps | |
| 4G LTE | ダウンロード速度 | 最大 1.2 Gbps |
| アップロード速度 | 最大 210Mbps | |
| プロセス | 6 nm | |
【Qualcomm】Snapdragon 778G+ 5G (SoC)とは？
Qualcomm Snapdragon 778G+ 5G は、CPU(Kryo 670) と GPU(Adreno 642L)を搭載したチップ(SoC)です。CPUのコア数は、8コアで、クロック周波数が最大2.5GHzとなっています。
Snapdragon 778G+ 5Gは、Snapdragon 778G 5Gを基に性能を向上させたモデルで、コストパフォーマンスの良いチップ(SoC)です。CPU / GPUのパフォーマンス性能が若干アップしたことにより、ゲーム性能も向上しています。プロセスは、電力効率とパフォーマンスの向上を実現した 6nmプロセスを採用しています。
第6世代 Qualcomm AIエンジンは、 Qualcomm HexagonTM 770を搭載し、最大12 TOPSの 複合的なAIパフォーマンスを生み出し、すべてのコア間のより高速なデータ転送を可能にするそうです。
セルラーモデムに関しては、「Snapdragon X53 5Gモデム-RFシステム」が搭載されています。5G NRの通信速度は、ピークダウンロード速度が、最大3.7Gbps。ピークアップロード速度が、最大1.6Gbpsです。「mmWave」と「Sub-6」に対応となっています。Wi-Fiは「Wi-Fi 6」や「Wi-Fi 6E」に対応で、より安定かつ高速な通信ができるようになり快適です。
衛星システムは、「 GLONASS、NavIC、北斗、GPS、QZSS、ガリレオ」対応です。
最大ディスプレイ解像度は、FHD+、リフレッシュレート144 Hzに、ハイダイナミックレンジ(HDR):は、HDR10+、HDR10に対応しています。
(参考 : QualcommのWebサイトより)
Snapdragon 778G+ 5Gは、比較的軽い作業や一般的な使い方であれば、十分な性能だと思います。例えば、電話やメールのやり取り、Webの閲覧などは、ほぼ快適にこなせると思います。ゲームに関しては、だいたいのゲームは、それなりにいけます。
重いゲームは、多少もっさりすることがあるかもしれませんが、なんとかいける感じです。もし、そういうのが気になる方は、もう少し上の性能をもったチップ(SoC)をおすすめします。
【 Qualcomm Snapdragon 778G+ 5G 】のベンチマークスコア
#この記事の全てのベンチマークスコアは、搭載される機器等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・
【 Antutu Ver9 】比較表 (総合点の高い順)
| チップ(SoC) | CPU | GPU | 総合点 |
|---|---|---|---|
| Media Tek Dimensity 1000+ | 149672 | 212588 | 580761 |
| Qualcomm Snapdragon 860 | 141954 | 203683 | 564587 |
| Qualcomm Snapdragon 778+ 5G | 159897 | 161132 | 540325 |
| Media Tek Dimensity 900 | 132380 | 121936 | 484681 |
| Apple A11 Bionic | 125829 | 124292 | 400734 |
【 Geekbench5 】比較表 (マルチスコアの高い順)
| CPU | シングルスコア | マルチスコア |
|---|---|---|
| Intel Core i5-1038NG7 | 1126 | 4244 |
| Apple A13 Bionic | 1310 | 3390 |
| Google Tensor G2 | 1042 | 3189 |
| Qualcomm Snapdragon 778G+ 5G | 809 | 2891 |
| AMD Ryzen 3 4300U | 887 | 2775 |
| Apple A11 Bionic | 917 | 2463 |
| SAMSUNG Exynos 9810 | 670 | 1996 |
商品紹介
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《特徴》シンプルなデザインに美しいシンボルを採用！ 相手からの着信やアプリからの通知、充電の状況など、ライトの 光り方でお知らせしてくれます。リフレッシュレート120Hzに対応した6.55型 OLED ディスプレイ採用。 さらにHDR10+のも対応しています。豊かな色彩と深みのあるコントラストを楽しめます。
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《特徴》シンプルなデザインに美しいシンボルを採用！ 相手からの着信やアプリからの通知、充電の状況など、ライトの 光り方でお知らせしてくれます。リフレッシュレート120Hzに対応した6.55型 OLED ディスプレイ採用。 さらにHDR10+のも対応しています。豊かな色彩と深みのあるコントラストを楽しめます。
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