Apple【A15Bionicチップ】ベンチマークCPU性能はどれくらい？気になる仕様は

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初めに・・・

今回は、Appleが独自開発しているARMベースのチップ(SoC)、「A15Bionicチップ」のベンチマーク性能を記事にしていきたいと思います。

A15Bionicチップは、主に「iPadシリーズ」や「iPhoneシリーズ」に使われているモバイル端末向けのチップ(SoC)となっています。消費電力が少ない割には、なかなか性能が高い優れたチップ(SoC)です。

【Apple】 A15Bionicチップの仕様

A15Bionicチップ搭載製品「GPUのコア数・メモリ容量・動作周波数」

「A15Bionicチップ」はA14Bionicチップの後継モデルとなり、プロセスルールは、A14Bionicチップと同じ５nmとなっています。プロセスルールは、微細化すればするほど、CPU性能は高効率化し、省電力性に優れていると言われています。

A15BionicチップのCPUは、2つの高性能コアと4つの高効率コアの合計6コアとなっています。

A15Bionicチップは、一世代前のA14Bionicチップと比較して、動作周波数の最大周波数が約8%向上しています。A14Bionicチップの、最大周波数2.99GHzに対して、A15Bionicチップでは、最大周波数が、3.24GHzまで上り、よりパワフルになりました。

Neural Engine（機械学習コア）は、16コアとなっており、A14Bionicチップとコア数は同じです。トランジスタ数は、118億個から150億個と増え、１秒間に15.8兆回の演算処理が可能となり、性能が、著しく向上しているのが解ります。

A15Bionicチップは、Appleが独自開発したARMベースのモバイル向けのチップ(SoC)です。

【SoC】とは、「System on a Chip」の略です。一個のチップ上に、システムの動作に関わるCPUやGPUなどの、いくつかの部品・回路類を、まとめて組み込んだもので、それらの部品・回路は連携して機能するようにシステム構成されています。

#この記事の全てのベンチマークスコアは、パソコン等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・