今回は、Qualcommが開発しているARMベースのチップ(SoC)、Snapdragon 460のベンチマーク性能を記事にしていきたいと思います。(Antutu Ver9 & Geekbench 5 のスコア)
Snapdragon 460は、主に「Android スマートフォン」に多く使われているモバイル端末向けのチップ(SoC)です。
【Qualcomm】 Snapdragon 460 チップの仕様
チップ(SoC) | Qualcomm Snapdragon 460 | |
---|---|---|
CPU | 種類(名前) | Qualcomm Kryo 240 |
コア数 | 8コア | |
動作周波数 | 最大1.8GHz | |
GPU | 種類(名前) | Qualcomm Adreno 610 |
動作周波数 | 600MHz | |
メモリ | 種類 | LPDDR4X |
周波数 | 1866MHz | |
4G LTE | ダウンロード速度 | 最大390 Mbps |
アップロード速度 | 最大150 Mbps | |
プロセス | 11nm |
【Qualcomm】Snapdragon 460 (SoC)とは?
Qualcomm Snapdragon 460は、CPU(Kryo 240) と GPU(Adreno 610)を採用したチップ(SoC)です。
前世代の同クラスモデルと比べ、チップ(SoC)性能が大幅に改善されました。性能を比較してみると、CPUが70%、GPUが60% パフォーマンスが向上したらしいです。
CPUのコア数は、8コアで、クロック周波数が最大1.8GHzとなっています。
そして、大幅なプロセスの改善もされたみたいです。前世代の同クラスモデルよりも、パフォーマンスの向上と省電力性に磨きがかかった11nmプロセスを採用しています。
「Qualcomm AIエンジン」&「Qualcomm HexagonTMベクターeXtensions」で、前世代の同クラスモデルよりも、洗練されたモバイル体験が可能です。
位置情報は、インドの「NavIC衛星システム」と「デュアル周波数 GNSS」対応で、より正確に特定できるそうです。
最大ディスプレイ解像度は、FHD+(2520×1080)でリフレッシュレート90Hzまで対応しています。
(QualcommのWebサイトより)
Snapdragon 460は、電話やメールのやり取り、Webの閲覧など比較的軽い作業や一般的な使い方では、それなりにこなせるという感じです。ただ、少々カクついたり、もっさり感を感じることもあると思います。ゲームに関しては、あまり、おすすめしません。いろいろなゲームをやりたい、ゲームが好きな方には、相当厳しいかと思います。
【 Qualcomm Snapdragon 460 】のベンチマークスコア
#この記事の全てのベンチマークスコアは、搭載される機器等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・
【 Antutu Ver9 】比較表 (総合点の高い順)
チップ(SoC) | CPU | GPU | 総合点 |
---|---|---|---|
Media Tek MT 8183 | 58703 | 45122 | 201436 |
Kirin 710A | 66312 | 33153 | 189811 |
Qualcomm Snapdragon 460 | 56414 | 23118 | 160139 |
Qualcomm Snapdragon 650 | 51097 | 23940 | 141523 |
Qualcomm Snapdragon 630 | 39128 | 24935 | 135817 |
【 Geekbench5 】比較表 (マルチスコアの高い順)
チップ(SoC) | シングルスコア | マルチスコア |
---|---|---|
Qualcomm Snapdragon 632 | 278 | 1281 |
Media Tek Helio X30 | 282 | 1239 |
Intel Core i7-4650U | 627 | 1213 |
Qualcomm Snapdragon 460 | 250 | 1206 |
Intel Core i3-3220T | 514 | 1152 |
AMD FX-8800P | 406 | 1138 |
Apple A9チップ | 538 | 1025 |
今のところ見たりませんでした。
今、どんな「SIMフリー スマートフォン」が売れているの???気になる方は、下の欄からどうぞ・・・