Snapdragon 8cx Gen 3 チップ(SoC)ベンチマークCPU性能&仕様は？ 搭載ディバイス機器は？

今回は、Qualcommが開発しているARMベースのチップ(SoC)、Snapdragon 8cx Gen 3のベンチマーク(PassMark & Cinebench  & Geekbench ) 性能を記事にしていきたいと思います。そして、このチップ(SoC)が搭載されている ディバイス機器も紹介していきたいと思います。

Snapdragon 8cx Gen 3 は、Qualcommが製造しているPC向けのチップで、たぶん「Snapdragon 8cx Gen 2」の後継に当たるモデル(SoC)です。

ちなみに、Snapdragon 8cx Gen 3 は、主に「モバイルノートPC」に使われているモバイルPC向けのチップ(SoC)です。

【Qualcomm】 Snapdragon 8cx Gen 3 チップの仕様

【Qualcomm】Snapdragon 8cx Gen 3 チップ(SoC)とは？

Snapdragon 8cx Gen 3 はQualcommが製造しているPC向けのチップで、たぶん「Snapdragon 8cx Gen 2」の後継に当たるモデル(SoC)です。

このモデルは、CPU(Kryo) と GPU(Adreno)を搭載したチップセット(SoC)です。

CPU(Kryo)の構成は、Cortex-X1(最大3.0GHz) ×4コア と Cortex-A78(最大2.4GHz) ×4コアからとなっており、コア数の合計は、8コアで、最大クロック動作周波数が最大3.0GHzとなります。GPUは、Qualcomm Adreno を採用しています。プロセスは、5nmプロセスを採用し、AI は、Qualcomm Hexagon プロセッサを搭載しています。さらなる高機能化と省電性に期待がもています。

セルラーモデムに関しては、「Snapdragon X55 5Gモデム RFシステム / Snapdragon X62 5Gモデム RFシステム / Snapdragon X65 5Gモデム RFシステム」が搭載されています。さらに、Wi-Fiは「Wi-Fi 4 / Wi-Fi 5 / Wi-Fi 6」に対応となっています。けっこういい感じです。

衛星システムは、「GLONASS、QZSS、ガリレオ、北斗、SBAS、GPS」に対応しています。　

(参考 : QualcommのWebサイトより)

Snapdragon 8cx Gen 3は、省電力でも、パワフルで高い演算能力を発揮する事ができ、様々なビジネス用途における幅広い分野で活躍する事ができると思います。例えば、電話やメールのやり取り、Webの閲覧などは、十分に使えると思います。ただ、写真や映像関係の編集ソフト、ゲームなどの、グラフィック性能を多く使う高負荷な作業は、かなり難しいと思います。グラフィックス性能は、あまり高くないので、そういった作業にはあまり向かないと思います。

【 Qualcomm Snapdragon 8cx Gen 3 】のベンチマークスコア

#この記事の全てのベンチマークスコアは、搭載される機器等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・

【PassMark】比較表(マルチスコア)

【Cinebench R23】比較表(マルチスコアの高い順)

【Geekbench 5】比較表(マルチスコアの高い順)

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