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AMD Ryzen 5 6600U の“ベンチマークCPU性能”はどれくらい? 気になる仕様 & 搭載パソコンは?

CPU性能
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初めに・・・

今回は、AMD Ryzen 5 6600Uのベンチマーク(PassMark・Cinebench R23) CPU性能や特徴などを記事にしていきたいと思います。そして、このCPUが搭載されているパソコンを紹介したいと思います。

AMD Ryzen 5 6600Uは、たぶんAMD Ryzen 5 5600Uの後継にあたるモデルです。末尾に「U」が付いているので、省電力性と処理性能のバランスを考えたモデルです。開発コード名が「Rembrandt」と呼ばれていて、「Zen3+」アーキテクチャを採用。このCPUは、TDPが15W〜28Wと低いので、主にノート型パソコンに使われるプロセッサーです。

 

AMD Ryzen 5 6600Uの仕様

CPU AMD Ryzen 5 6600U
開発コード / アーキテクチャ Rembrandt / Zen 3+
コア数 / スレッド数 6コア/12スレッド
基本クロック 2.9GHz
最大ブースト・クロック 最大4.5GHz
L2キャッシュ合計 3MB
L3キャッシュ合計 16MB
最大温度 95℃
TDP
15W〜28W
製造プロセス
6nm
内蔵グラフィックス
AMD Radeon 660M
GPUコア / グラフィックス周波数
6コア / 1.9GHz


 

AMD Ryzen 5 6600Uについて

AMD Ryzen 5 6600Uは、末尾に「U」が付いているので、省電力性と処理性能のバランスを考えたモデルで、シリーズの中では下位モデルとなっています。ちなみに、コードネームは「Rembrandt」と呼ばれています。

Ryzen 5 6600Uは、たぶん前モデルのRyzen 5 5600の後継モデルです。大きな進化点は、アーキテクチャーが、Zen3(7nmプロセス)アーキテクチャーから、Zen3+(6nmプロセス)アーキテクチャーへとなった事です。ちなみにZen3+(6nmプロセス)アーキテクチャーとは、簡単に言うと、Zen3アーキテクチャーよりも電気効率が良くなり、省電力性能が向上したアーキテクチャーらしいです。

さらに、前モデルのRyzen 5 5600Uと比較してみると、基本クロック周波数が0.6GHz高く、最大ブーストクロック周波数も0.3GHz高くなっています。そして、システムメモリタイプもDDR4からDDR5へとバージョンアップしていて、性能が著しく向上している事がわかります。

Ryzen 5 6600Uは、日常生活で使う分には、十分すぎる性能を持っているCPUです。例えばインターネットの閲覧や書類作成は、ストレス無く、サクサク快適にこなせます。あと、簡単な動画編集ぐらいなら、多少のもたつきはあるかもしれませんが、けっこういけます。ただし、グラフィックス性能が、たくさん必要な凝った動画編集や写真編集、さらに、高画質のオンラインゲームとかは、グラフィックボードが搭載されていないと、ちょっと厳しいかもしれません。#(搭載されるグラフィックボードは種類によって性能が違い、できる内容も変わっていきます)

ちなみに内蔵GPUは「AMD Radeon 660M」です。GPUコア数が6コア、グラフィックス周波数が1.9GHzとなっています。

AMD製 APU(CPU)が搭載されているノート型パソコンは、同性能のIntel製 CPUが搭載されているノート型パソコンと比較した場合、比較的値段が安く、コスパが良いのでお得感があります。


 

AMD Ryzenシリーズの性能を表す数字&アルファベットの部分

AMDから発売しているRyzenシリーズは、「Ryzen 9」「Ryzen 7」「Ryzen 5」「Ryzen 3」の計4種類あります。性能を表す数字の部分は小さい数字から大きい数字にかけて性能が良くなっていきます。例えば、数字の小さい「Ryzen 3」は、性能よりも値段が安いコスパ重視、逆に数字の大きい「Ryzen 9」は、値段よりも性能が高いスペック重視ということになります。

 

ノートPC向けCPU「 Ryzen6000シリーズ」末尾のアルファベット

末尾が「HX」 ハイスペック ゲーミング ノートPC向けのCPUで、パワー重視のハイパフォーマンスモデルです。
末尾が「H」 ゲーミング ノートPC向けのCPUで、消費電力を上げ、高いパフォーマンスを可能とした高性能モデルです。
末尾が「HS」 高性能 ノートPC向けのCPUで、末尾が「H」よりも消費電力を抑えたモデルとなっています。
末尾が「U」 ノートPC向けのCPUで、省電力性と処理性能のバランスを考えたモデルです。

 

「AMD Ryzen 5 6600U」のベンチマーク

#この記事の全てのベンチマークスコアは、パソコン等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・

【PassMark】比較表(マルチスコア)

CPU マルチスコア
AMD Ryzen 9 4900H 19334
AMD Ryzen 7 4800HS 18736
Intel Core i5-11500
17657
 AMD  Ryzen 5 6600U 17492
AMD Ryzen 7 PRO 5875U 16801
Intel Core i9-10980HK 16145
Intel Core i5-11600T 15292

 

【Cinebench R23】比較表(マルチスコアの高い順)

CPU シングルスコア マルチスコア
Intel Core i9- 10885H 1301 9386
AMD Ryzen 5 4600H 1168 9020
Intel Core i7-9700 1193 8597
AMD Ryzen 5 6600U 1430 8052
Intel Core i7- 10750H 1184 7419
AMD Ryzen 5 5500U 1159 6857
Intel Core i7- 1165G7 1513 6189

 

商品紹介

「AMD Ryzen 5 6600U」搭載ノート型パソコン

 

↗️ ASUS(エイスース) ノートPC (Zenbook S 13 OLED)リファインドホワイト(UM5302TA-LX192W/A) ●仕様【有機EL 13.3型 (2,880×1,800)タッチパネル搭載/Ryzen 5 6600U/メモリ:8GB/SSD:512GB/Windows 11/WPS Office 2 Standard Edition (3製品共通ライセンス付)/約1.1 kg/最長約15.9時間】

《特徴》鮮やかなディスプレイと持ち運びたくなる軽さ!アスペクト比16:10の有機EL 13.3型(2,880×1,800)ディスプレイを採用。長時間の作業を快適にするために、パントン・カラー準拠の豊かな色表現とブルーライト軽減機能を搭載。そして、約14.9mmの薄さと約1.1kgの軽さと長時間駆動バッテリー採用。WPS Office 2 Standard Edition付属モデルです。

 

↗️ ASUS(エイスース) ノートPC ( Zenbook S 13 OLED UM5302TA) アクアセラドン (UM5302TA-LX445W/A) ●仕様【有機EL 13.3型 (2,880×1,800)タッチパネル搭載/Ryzen 5 6600U/メモリ:8GB/SSD:512GB/Windows 11/WPS Office 2 Standard Edition (3製品共通ライセンス付)/約1.1 kg/最長約15.9時間】

《特徴》鮮やかなディスプレイと持ち運びたくなる軽さ!アスペクト比16:10の有機EL 13.3型(2,880×1,800)ディスプレイを採用。長時間の作業を快適にするために、パントン・カラー準拠の豊かな色表現とブルーライト軽減機能を搭載。そして、約14.9mmの薄さと約1.1kgの軽さと長時間駆動バッテリー採用。WPS Office 2 Standard Edition 付属モデルです。

 

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