今回は、Intel Celeron N5100のベンチマーク(PassMark・Geekbench 5)性能を記事にしていきたいと思います。そして、このCPUが搭載されているパソコンを紹介したいと思います。
Celeron N5100は、プロセスが10nmへと縮小化しており、エネルギー効率が向上しています。「Celeron Nシリーズ」の中では、比較的性能は高い方です。
しかし、やはりCeleronです。性能よりも価格重視なので、Celeron N5100が搭載されているノート型パソコンは、仕事の為に使うパソコンとしては、ちょっと頼りなく厳しそうです。あくまでも、このCPUは、性能よりも安価で価格重視、そんな性能をあまり必要としない人向けのCPUです。
Intel Celeron N5100の仕様
CPU | Celeron N5100 |
---|---|
コア数/スレッド数 | 4コア/4スレッド |
基本クロック周波数 | 1.1GHz |
最大クロック周波数 | 2.8GHz |
キャッシュ | 4MB |
TDP
|
6W |
製造プロセス
|
10nm |
内蔵グラフィックス
|
Intel UHDグラフィックス |
Intel Celeron N5100について
Intel Celeron N5100は、TDPが6W、プロセスが10nmと、省電力性には長けています。性能よりも価格を安く抑えた安価な商品なので、CPU性能は、あまり良いとは言えず、グラフィックス性能に関しても、けっこう低く、動画の編集とかは、厳しいと思います。
Celeron N5100は、コア数/スレッド数は4コア/4スレッドとなっています。基本クロック周波数が1.1GHz、最大(ブースト)クロック周波数が2.8GHzと、それほど高くはありません。
ネットの閲覧やブログを書いたり、Officeなどの文章作成みたいな、比較的軽めの作業なら、まあまあ使えるといった感じです。しかし、負荷がかかる重い作業に関しては、かなり厳しい感じです。日常生活に使う分には、まあまあ使えるCPUで、コスパは良いです。
このCPUの内蔵グラフィックスは「Intel UHDグラフィックス」が内蔵されています。この内蔵グラフィックスは、「Intel UHDグラフィックス 600」より性能が高くなっています。それでも、この程度の性能では、写真や映像関係の編集ソフト、ゲームなどの、高負荷のかかる作業は、かなり難しいです。なので、グラフィックス性能はあまり期待しない方が良いと思います。
このCPUは、ネットの閲覧やブログを書いたり文章作成など、軽めの作業を目的とした性能をあまり必要としない作業をする人向けのCPUです。
Intel Celeron Nシリーズとは
Intelから発売されている「Celeronシリーズ」は、「Pentiumシリーズ」の下に位置するシリーズです。Intelが開発している低価格で性能の低いローエンドモバイル向けCPU「Celeron Nシリーズ」は、「ATOMシリーズ」の後継に当たるそうです。「ATOMシリーズ」といえば、タブレット端末向けに開発されていたCPUです。なので、性能よりも省電力性と低価格を重視したモデルで、主に値段の安いノート型パソコンに多く使われているCPUです。
「Intel Celeron N5100」のベンチマーク
#この記事の全てのベンチマークスコアは、パソコン等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・
PassMark
CPU | マルチスコア |
---|---|
Celeron N5100 | 3352 |
【PassMark】比較表(マルチスコア)
CPU | ベンチマーク(Passmark) |
---|---|
Intel Core i3-8140U | 4248 |
AMD Ryzen 3 3250U | 3957 |
Intel Core i3- 1000NG4 |
3821 |
Intel Core i5-7300U | 3649 |
Intel Celeron N5100 | 3352 |
AMD Athlon Silver 3050U | 3091 |
Intel Pentium Gold 6500Y | 2928 |
Intel Core m3-8100Y | 2893 |
Intel Pentium Silver N5030 | 2716 |
Geekbench 5
CPU | シングルスコア | マルチスコア |
---|---|---|
Celeron N5100 | 614 | 1729 |
【Geekbench 5】比較表(マルチスコアの高い順)
CPU | シングルスコア | マルチスコア |
---|---|---|
Intel Core i5-10210U | 957 | 3041 |
Intel Core i7-8650U | 933 | 2740 |
AMD Ryzen 7-2700U | 643 | 2362 |
Intel Celeron N5100 | 614 | 1729 |
Intel Core i7 6500U | 730 | 1662 |
Intel Core i5 6260U | 693 | 1560 |
Intel Core i7 4500U | 619 | 1277 |
商品紹介
↗️ THIRDWAVE(ドスパラ) ノートPC (VF-AD5) 《11144-3584》 ●仕様【15.6型(1920×1080) / Celeron N5100 / メモリ:4GB / eMMC:128GB / Windows 11 Pro / 約1.7kg / 最長約13.4時間】
《特徴》スリムベゼルで、光の反射を抑えるノングレア液晶パネルにより、目にかかる負担を抑えて長時間の使用でも快適に作業できます。最低ラインの性能で価格の安いモデルです。
↗️ NEC(エヌイーシー) 2in1ノートPC (LAVIE N11シリーズ) ファインブラック 《PC-N1115CAB》 ●仕様 【11.6型(1366×768) タッチパネル対応 / Celeron N5100 / メモリ:4GB / eMMC:128GB / Office Home&Business2021 / 約1.34kg / 最長約10.2時間】
《特徴》液晶ディスプレイが360°回転するので、ノートPCにもタブレットにもなる、2in1ノートPC。幅広いシーンに、自由な形態で、自由に作業が可能。文章作成、Webの閲覧、動画の視聴、学 習、友人との画像の共有、プレゼンなど用途に応じて自由に使用可能です。MIL規格に準拠した耐久テストをクリア。
【 Chromebook 】
↗️ ASUS(エイスース) Chromebook (Chromebook CX1) トランスペアレントシルバー 《CX1102CKA-N00010》 ●仕様 【11.6型(1,366×768) / Celeron N5100 / メモリ:4GB / eMMC:64GB / Chrome OS / 約1.21kg / 最長約10.1時間】
《特徴》価格が安く、コスパが良い感じ。気軽に持ち運べる小型で頑丈な設計です。防滴仕様、MIL規格に準拠した耐久テストをクリア。フラットヒンジ を採用し、180°まで開くことができます。
↗️ ASUS(エイスース) Chromebook (Chromebook CX1) トランスペアレントシルバー 《CX1102CKA-N00059》 ●仕様 【11.6型(1,366×768) / Celeron N5100 / メモリ:8GB / eMMC:32GB / Chrome OS / 約1.21kg / 最長約10.1時間】
《特徴》価格が安く、コスパが良い感じ。気軽に持ち運べる小型で頑丈な設計です。防滴仕様、MIL規格に準拠した耐久テストをクリア。フラットヒンジ を採用し、180°まで開くことができます。
↗️ ECS(イーシーエス) デスクトップPC 《LIVAZ3-8/64-W11Pro(N5100)》 ●仕様【モニター無し / Celeron N5100 / メモリ:8GB / eMMC:64GB / Windows 11 Pro / 約459g】
《特徴》本体サイズ117x35x128mm・約459g・0.5Lの筐体でファンレス設計を採用し、省スペースかつ無音動作を実現。Wi-Fi 802.11ax、Bluetooth 5.2、有線接続のギガビットLANポート1基を搭載。目的や用途に合わせてネットワーク環境を選べます。
CPUの種類に関係なく、今、販売されている全ての「ノート型パソコン」の中で、どの機種が一番売れているのか気になりませんか??? 気になる方は、下の欄からどうぞ・・・
🟢【Yahooショッピング】ノート型パソコン売れ筋ランキング