Snapdragon 730G チップ(SoC)ベンチマークCPU性能はどれくらい？気になる仕様は？

今回は、Qualcommが開発しているARMベースのチップ(SoC)、Snapdragon 730Gのベンチマーク性能を記事にしていきたいと思います。(Antutu Ver9 & Geekbench 5 のスコア)

Snapdragon 730Gは、そこそこの性能と、比較的価格の安いゲーム性能を意識したチップ(SoC)です。前世代(同クラス)モデルと比べ、CPUのパフォーマンス性能が最大約35%アップ、GPUが最大約25% 向上したらしいです。

Snapdragon 730Gは、主に「Android スマートフォン」や「Android タブレット」に多く使われているモバイル端末向けのチップ(SoC)です。

【Qualcomm】 Snapdragon 730Gチップの仕様

【Qualcomm】Snapdragon 730G (SoC)とは？

Qualcomm Snapdragon 730Gは、CPU(Kryo 470) と GPU(Adreno 618)を搭載したチップ(SoC)です。CPUのコア数は、8コアで、クロック周波数が最大2.2GHzとなっています。

Snapdragon 730Gは、前世代(同クラス)モデルと比べ、CPUのパフォーマンス性能が最大約35%アップ、GPUが最大約25% 向上したらしいです。CPUは、2つのパフォーマンスコアと6つの効率コアを採用し、用途に応じて最適化し、速度の向上と持続的なパフォーマンスが快適性を生み出します。プロセスは、電力効率とパフォーマンスの向上を実現した 8nmプロセスを採用しています。

AIの性能も「第4世代マルチコアQualcomm AIエンジン」と「Qualcomm Hexagon Tensor Accelerator」を搭載する事で、それぞれの仕様のための直感的なオンデバイス機能を強化してくれるみたいです。

セルラーモデムに関しては、「Qualcomm  Snapdragon  X15 LTEモデム」が搭載されています。4G LTEの通信速度は、ピークダウンロード速度が、最大800 Mbps。ピークアップロード速度が、最大150 Mbpsまで対応となっています。さらに、Wi-Fiは「Wi-Fi 6」に対応で、より安定かつ高速な通信ができるようになり、快適です。

衛星システムは、「GLONASS、Beidou、SBAS、GPS、QZSS、Galileo」対応です。

最大ディスプレイ解像度は、Quad HD+で、ハイダイナミックレンジ(HDR)は、 HDR10に対応しています。　　

(参考 : QualcommのWebサイトより)

Snapdragon 730Gは、比較的軽い作業や一般的な使い方であれば、十分な性能だと思います。例えば、電話やメールのやり取り、Webの閲覧などは、多分快適にこなせると思います。ゲームに関しては、だいたいのゲームは、それなりにいけます。ただ重いゲームは、ちょっとカクカクしたりするので、そういうのが気になる方は、不満を感じるかと思います。なので、「快適にプレイしたい」「いろいろなゲームをやりたい」みたいな、ゲーム好きな方には、もう少し上の性能をもったチップ(SoC)をおすすめします。

【 Qualcomm Snapdragon 730G 】のベンチマークスコア

#この記事の全てのベンチマークスコアは、搭載される機器等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・

【 Antutu  Ver9 】比較表 (総合点の高い順)

【 Geekbench5 】比較表 (マルチスコアの高い順)

今のところ見当たりませんでした。