初めに・・・
今回は、Intel Core Ultra 5 322のベンチマーク(PassMark・Geekbench)、CPU性能について記事にしていきたいと思います。そして、このCPUが搭載されているパソコンを紹介したいと思います。
Intel Core Ultra 5 322は、「普段使い」と「AIライフスタイル」を良い感じに可能にしてくれます。さらに、コストパフォーマンスと実用性のバランスで「新時代のスタンダード」とされています。
ただ、重い動画編集や最新のAAAゲームに明け暮れるユーザー向けではないので注意が必要です。
Core 5 Ultra 322は、比較的に価格の安いノートPCに使われるプロセッサーです。

Intel Core Ultra 5 322 の仕様
| CPU (商品名) | Intel Core Ultra 5 322 | |
|---|---|---|
| コードネーム / プロセス | Panther Lake / Intel 18A (2nm〈1.8nm相当〉) | |
| 各コア数 | Pコア (Performance−Cores) | 2コア |
| Eコア (Efficient–Cores) | 0コア | |
| LP Eコア (低消費電力Efficient–Cores) | 4コア | |
| コア数合計 (Pコア + Eコア) | 6コア | |
| スレッド数 | 6スレッド | |
| 【Pコア】基本クロック周波数 / 最大クロック周波数 | 2.5GHz(定格) / 4.4GHz(ターボ・ブースト作動時) | |
| 【Eコア】基本クロック周波数 / 最大クロック周波数 | ー | |
| 【LP Eコア】基本クロック周波数 / 最大クロック周波数 | 1.9GHz(定格) / 3.3GHz(ターボ・ブースト作動時) | |
| キャッシュ | 12MB | |
| 最大温度 | 100℃ | |
| 最小パワー/ベースパワー / 最大パワー | 12W / 25W / 55W | |
| メモリ | 対応メモリ(種類) | ・DDR5-6400 / LPDDR5X-7467 |
| 最大メモリーサイズ | 128GB | |
| GPU | 内蔵グラフィックス | Intel Graphics |
| Xe3コア | 2コア | |
| グラフィックス最大動的周波数 | 2.3GHz | |
| GPU ピーク TOPS (Int8) | 18TOPS | |
| AI | 46TOPS | |
Intel Core Ultra 5 322 について
🟢驚きの省エネを実現する、「Intel 18A」プロセス・・・
このプロセッサの一番の強みは、「Intel 18A」という独自の新しい技術で作られていることです。これは細かさに換算すると1.8nm相当という、非常に緻密な設計になっています。このおかげで、電気を無駄遣いしない効率の良さがぐんと高まりました。
これまでは「軽くて薄いノートPCは、どうしてもバッテリー駆動時間が気になる」と感じていた方も多いかもしれませんが、このプロセッサならその心配を裏切ってくれます。発熱も良い感じに抑えられているので、以前のモデルよりもファンの回る音が、軽減されると思われます。いつでもどこでも連れ出せる、頼もしい相棒になってくれますよ・・・。
🟢普段使いにぴったりな、無駄のない頭脳の組み合わせ・・・
スペックを見ると「6コア/6スレッド」と書かれていて、一見すると少し控えめな数字に思えるかもしれません。でも、ここにはPanther Lake世代ならではの、とても賢い計算が隠されているんです。
あえて複雑な同時処理(ハイパースレッディング)を行わない設計にし、実力をしっかり発揮する高性能なPコアを2基、そして省電力を極めたLP Eコア(低消費電力)を4基という構成に絞り込んでいます。これによって、普段の作業をサクサクこなしながら、バッテリーも長持ちするという理想的なバランスを実現しました。ネットサーフィンや資料作り、動画をのんびり眺めるといった、毎日のよくあるシーンで、最大4.4GHzのパワーを発揮し、引っかかりのないスムーズな動きを届けてくれます。
🟢賢いAI機能が暮らしに寄り添う「Copilot+ PC」の基準・・・
今のPC選びで外せないポイントといえば、AIをどれだけ上手に使えるかですよね。Core Ultra 5 322は、Microsoftが定める「Copilot+ PC」という高いハードルをクリア・・・。最大46 TOPSのAI専用エンジン(NPU)を内蔵しています。
実際の使い心地でさらに実感できます。「スパース性」という高度な仕組みを取り入れることで、AIモデルの中にある不要な計算を賢くスキップし、処理をスピードアップさせているんです。これにより、インターネットにつながっていない状態でも、消費電力を抑えて、次のような便利な機能が手元で動かせます。
- 快適なオンライン会議
Windows Studio エフェクトを使って、背景のぼかしや視線の補正、雑音のカットを、バッテリーの減りを気にせずいつでも使えます。 - 安心のプライベートAI
大切なデータを外のサーバーに送ることなく、パソコンの中だけで文章をまとめたり、画像を新しく作ったり、言葉をその場で翻訳したりできます。
わざわざ特別なツールを立ち上げなくても、パソコンそのものが専属のコンシェルジュのように、裏側でそっとサポートしてくれる感覚です。
🟢映像を美しくなめらかに楽しむためのグラフィックス・・・
画面に映像を映し出すグラフィックス部分には、2基のXe-coreを組み込んだIntel Graphicsを採用しています。このクラスの持ち運び用プロセッサとしては、まあまあ優秀で、新しい動画の圧縮規格である「H.266 (VVC)」の再生をしっかりサポートしています。
普及が進むAV1形式はもちろん、これから見かけることが増えるVVC形式の動画も、パソコンに余計な負担をかけず、涼しい顔でなめらかに再生してくれます。さらに4Kの画面に120Hzという高いなめらかさで出力することもできるので、大きめの外部モニターにつなげば、まるで見晴らしの良いデスクトップパソコンのような広い作業スペースが手に入りますよ。
ただ、重い動画編集や最新のAAAゲームに明け暮れるユーザー向けではないので注意が必要です。

Intel Core Ultra 5 322 はどんな作業に向いている?
Intel Core Ultra 5 322は「無理をせず、スマートに動くこと」を追求したような、とても現代的なキャラクターのプロセッサですね。
それぞれの作業にどれくらい向いているか、まとめてみました
・マルチタスキング
複数のソフトを同時に立ち上げる作業も、日常の範囲内であれば得意分野です。省電力に特化したコアがうまく連携してくれるので、ブラウザで調べ物をしながら、裏でチャットツールを動かし、さらに音楽を聴くといった使い方も軽やかです。複数のアプリケーションを立ち上げてもスムーズに動いてくれるので、オフィスソフトとウェブブラウジングを同時に進めるような場面では、その快適さにきっと驚くはずです。
ただ、計算能力を極限まで使うような重い作業をいくつもするのは無理です。
・クリエイティブ
あまり重くない負荷のかからない作業であればなかなか使えます。写真の簡単な色補正や、AIを使ったちょっとした画像生成、短い動画のカット編集などには十分対応できます。特にAIを活用した編集機能については、専用のエンジンがサポートしてくれるので、心強いです。一方で、プロ仕様の本格的な4K動画制作や、非常に複雑な3Dグラフィックスを扱うような用途では、少し力不足を感じる場面があるかもしれません。
重いデータを扱う作業は向いていません。特に重い動画編集を扱うユーザー向けではないので注意が必要です。
・オフィス作業
文書作成や表計算ソフトなど、日々のオフィス作業には申し分ない性能を持っています。メモリが16GB以上あれば、複数のアプリケーションを同時に開いてもサクサク快適に作業を進められますよ。
・ゲーム
本格的なゲームを楽しむというよりは、合間に軽いタイトルを遊んだり、設定を調整して動画を楽しんだりするのに向いています。影の表現を綺麗に見せる技術や、新しい動画再生の仕組みを取り入れているので、映像自体はとても美しく出力できます。ただ、動きの激しい対戦ゲームや、非常に高い性能を要求する大作ソフトを動かすには、少し控えめな性能と言えるでしょう。最新のゲームを最高設定で遊びたい場合は、もっとCPU性能が高く、よりパワフルなCPUがおすすめです。 日常的な使用や軽いゲームプレイにおいては十分な性能となっています。
最新のAAAゲームに明け暮れるユーザー向けではないので注意が必要です。
・ウェブブラウジング
日常的なネットサーフィンや動画視聴については、文句なしの快適さです。たくさんのタブを開いて調べ物をしたり、高精細な動画を流しっぱなしにしたりしても、余裕を持って対応できます。電力効率が非常に高い設計なので、カフェや移動中など、電源のない場所でゆったりとネットを楽しむような使い方には最適と言えます。
・ビジネスソフト
このプロセッサが最も得意とする分野です。WordやExcelでの書類作成、プレゼン資料の構成といったお仕事は、驚くほどスムーズにこなせます。ビジネスソフトやアプリケーションの使用において、Intel Core Ultra 5 322は十分な性能を提供してくれます。データ分析やプレゼンテーション作成といった業務でも、ストレスなく作業を進められるでしょう。一般的なビジネス用途にはぴったりで、コストパフォーマンスも非常に良いので、きっと満足いただけるはずです。

Intel Core Ultra processors (シリーズ3)とは
Intelから発売しているIntel Core Ultra processor (シリーズ3)は、「Core 9」「Core 7」「Core 5」の計3種類があります。数字の部分は小さい数字から大きい数字にかけて性能が良くなっていきます。例えば、数字の小さい「Core 5」は、性能よりも値段が安いコスパ重視、逆に数字の大きい「Core 9」は、値段よりも性能が高い、スペック重視ということになります。
#Intel Core Ultra プロセッサー(シリーズ3)に使われている末尾の記号(アルファベット) の見方
| 記号の種類 | 例 | CPU性能 | 内蔵GPU性能 | バッテリー持ち | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| X(ブランド側)H(末尾) | Core Ultra X◇ 〇〇〇H | 上位 | 高い(Xe3上位) | 比較的少ない | ゲーミング、AI、動画編集 |
| H(末尾) | Core Ultra ◇ 〇〇〇H | 高い | 標準(Xe3下位) | 標準 | 高負荷なビジネス、マルチタスク |
| 無印(数字のみ) | Core Ultra ◇ 〇〇〇 | 標準 | 標準(Xe3下位) | 極めて長い | モバイル、日常使い、オフィスワーク |
最上位クラスにあたる「X」シリーズは、型番末尾に「H」が加わり「Core Ultra X7 368H」といった表記になります。これは、Hクラス相当の高い処理能力を発揮できる高出力な電力設計と、Xクラスの高性能GPU(グラフィック処理に優れたチップ)を兼ね備えていることを示しています。
H=高電力、X=強力なGPU
Intel Core Ultra 5 322 のベンチマーク
#この記事の全てのベンチマークスコアは、パソコン等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・
【PassMark】比較表
| CPU | シングルスコア | マルチスコア |
|---|---|---|
| Intel Core Ultra 5 226V | 3834 | 18859 |
| AMD Ryzen 7 4800HS | 2595 | 18736 |
| Intel Core i5-11500 | 3148 | 17657 |
| Intel Core i5-11400F | 2995 | 17108 |
| Intel Core i5-1335U | 3547 | 16936 |
| Intel Core Ultra 5 322 | 3961 | 15612 |
| AMD Ryzen 5 4600HS | 2412 | 15011 |
| Intel Core i5-1235U | 3234 | 13982 |
| AMD Ryzen 3 PRO 5350G | 3107 | 13890 |
| Intel Core i7-10750H | 2679 | 13021 |
| Intel Core i3-1315U | 3561 | 12715 |
| Intel Core 3 100U | 3703 | 12368 |
【Geekbench 6】比較表(マルチスコアの高い順)
| CPU | シングルスコア | マルチスコア |
|---|---|---|
| AMD Ryzen 7 7735HS | 1972 | 9411 |
| Intel Core i9-11900 | 2146 | 8930 |
| Apple M1 | 2372 | 8411 |
| AMD Ryzen Pro 3700 | 1674 | 8298 |
| AMD Ryzen 7 7735U | 1816 | 8045 |
| Intel Core Ultra 5 322 | 2430 | 7991 |
| Intel Core i5-11400F | 1969 | 7792 |
| Intel Core i3-12100 | 2170 | 7508 |
| Intel Core i9-9900 | 1596 | 7424 |
| AMD Ryzen 5 Pro 6650U | 1694 | 6589 |
| Intel Xeon E-2186G | 1491 | 6473 |
商品紹介
↗️ Lenovo(レノボ) ノートPC 〈IdeaPad Slim 3i Gen 11〉 ルナグレー 《83UR009WJP》 ●仕様【15.3型(1,920×1,200) / Core Ultra 5 322 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / Microsoft 365 試用版(最大30日間) / 約1.63kg / 最長約18.7時間 】
《特徴》意思決定を加速させるビジネスパートナー! 業務効率を高めるため、ディスプレイにはアスペクト比16:10の15.3型WUXGA(1920×1200)を採用。一度に表示できる情報量が多いため、Excelのデータシートや資料の閲覧・編集において、スクロールの手間を劇的に削減。前面には、FHD、1080pWEBカメラにプライバシーシャッターが付いているので安心。Rapid Charge Boost(急速充電)に対応。テンキー付きのJIS配列キーボード(Copilotキー搭載)を装備。Wi-Fi 6Eに対応。Microsoft 365 試用版(最大30日間) 付属モデルです。
↗️ Lenovo(レノボ) ノートPC 〈IdeaPad Slim 3i Gen 11〉 ルナグレー 《83UR00A0JP》 ●仕様【15.3型(1,920×1,200) / Core Ultra 5 322 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / Microsoft 365 Personal(24か月版) / Office Home & Business 2024(オプション付) / 約1.63kg / 最長約18.7時間 】
《特徴》意思決定を加速させるビジネスパートナー! 業務効率を高めるため、ディスプレイにはアスペクト比16:10の15.3型WUXGA(1920×1200)を採用。一度に表示できる情報量が多いため、Excelのデータシートや資料の閲覧・編集において、スクロールの手間を劇的に削減。前面には、FHD、1080pWEBカメラにプライバシーシャッターが付いているので安心。Rapid Charge Boost(急速充電)に対応。テンキー付きのJIS配列キーボード(Copilotキー搭載)を装備。Wi-Fi 6Eに対応。Microsoft 365 Personal (24か月版) / Office Home & Business 2024(オプション付) 付属モデルです。
↗️ Lenovo(レノボ) ノートPC 〈IdeaPad Slim 3i Gen 11〉 ルナグレー 《83US0008JP》 ●仕様【16.0型(1,920×1,200) / Core Ultra 5 322 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / Microsoft 365 Personal(24か月版) / Office Home & Business 2024(オプション付) / 約1.73kg / 最長約16.3時間 】
《特徴》意思決定を加速させるビジネスパートナー! 業務効率を高めるため、ディスプレイにはアスペクト比16:10の16.0型WUXGA(1920×1200)を採用。一度に表示できる情報量が多いため、Excelのデータシートや資料の閲覧・編集において、スクロールの手間を劇的に削減。前面には、FHD、1080pWEBカメラにプライバシーシャッターが付いているので安心。Rapid Charge Boost(急速充電)に対応。テンキー付きのJIS配列キーボード(Copilotキー搭載)を装備。Wi-Fi 6に対応。Microsoft 365 Personal (24か月版) / Office Home & Business 2024(オプション付) 付属モデルです。
