初めに・・・
今回は、AMD Ryzen AI 5 435 のベンチマーク(Cinebench・Geekbench) CPU性能や特徴などを記事にしていきたいと思います。そして、このCPUが搭載されているパソコンを紹介したいと思います。
「AMD Ryzen AI 5 435」は、次世代のスタンダードを担う高効率プロセッサーです。
AI処理エンジンを搭載し、高度な機械学習や日常のタスクを迅速に処理。内蔵の「Radeon 840M」GPUにより、軽量なゲーミングやクリエイティブワークにもそこそこ柔軟に対応します。ッテリーが長持ちする省電力設計なのも嬉しいポイントです。
「予算は抑えたいけど、流行りのAI機能もそこそこ楽しみたい!」という方にぴったりなのが、この「Ryzen AI 5 435」です。
価格と性能のバランスが抜群に良いので、コスパ重視でノートPCを選びたいエントリーユーザーにはこれ以上ない選択肢となっています・・・

AMD Ryzen AI 5 435 の仕様
| CPU | AMD Ryzen AI 5 435 | |
|---|---|---|
| シリーズ / 開発コード | Ryzen AI 400シリーズ / Gorgon Point | |
| アーキテクチャ | Zen 5 ×2コア / Zen 5c ×4コア | |
| コア数 / スレッド数 | 6コア / 12スレッド | |
| 最大ブースト・クロック | 最大 4.5GHz | |
| Zen 5c 最大ブースト・クロック | 最大 3.4GHz | |
| 基本クロック | 2.0GHz | |
| 基本クロック | Zen 5 | 2.0GHz |
| Zen 5c | 2.0GHz | |
| L2キャッシュ合計 / L3キャッシュ合計 | 6MB / 8MB | |
| 対応メモリ | DDR5-5600・LPDDR5x-8000 | |
| 最大温度 | 100℃ | |
| TDP(デフォルト) | 28W | |
| TDP(cTDP) | 15W~54W | |
製造プロセス | TSMC 4nm | |
AI | AMD Ryzen AI | ◯ |
Overall TOPS | 最大 59 TOPS | |
NPU TOPS | 最大 50 TOPS | |
| 内蔵GPU | 名前 | AMD Radeon 840M(RDNA 3.5) |
GPUコア | 4コア | |
グラフィックス周波数 | 2.80GHz | |
AMD Ryzen AI 5 435 の特徴
AMDの「Ryzen AI 5 435」は、AI技術でPC操作の可能性を広げるエントリークラスのプロセッサです。
このモデルの大きな特徴は、先進の「Zen 5」アーキテクチャがもたらす優れた処理性能と低消費電力のバランスにあります。構成としては、パワフルな「Zen 5」を2コア、省電力性に長けた「Zen 5c」を4コア搭載した計6コア/12スレッド仕様となっており、日常的なデスクワークや一般的な事務処理を軽快にこなします。さらに最大動作周波数が4.5GHzに達するため、複数アプリの同時使用やライトなタスクであればストレスなく処理可能です。
統合されたNPU(AI専用プロセッサ)のポテンシャルはなかなかです。NPU単体で最大50 TOPSという強力なAI演算性能を備えており、画像判別や言語解析、機械学習にまつわる演算をスマートかつスピーディに実行します。加えて、CPU・内蔵GPU・NPUを合わせたシステム全体の処理能力は最大59 TOPSに及び、AI処理をよりスムーズに推し進める設計が施されています。
また「Copilot+ PC」の標準要件を満たしている点も魅力で、最新鋭のAI機能をフルに活かした作業効率化を強力にサポートしてくれます。
Ryzen AI 5 435には、内蔵GPUとしてRadeon 840Mが搭載されています。このGPUは、RDNA 3.5アーキテクチャを採用しており、軽めのゲームやグラフィック作業にぴったりです。ただし、重い3Dゲームや高解像度設定では少し力不足かもしれません。データ量の重たい写真編集や動画編集、そしてゲームなどは、性能の高いGPU(dGPU)、つまり性能の高いグラフィックボードがないとキツイです。
#(搭載されるグラフィックボードは種類によって性能が違い、できる内容も変わっていきます)
TDP(熱設計電力)は28Wと省電力に抑えられていますが、必要に応じて15Wから最大54Wまで柔軟にカスタマイズできます。バッテリー持ちを優先したい出先での作業から、パワーをフルに発揮させたい高負荷な処理まで、シチュエーションに応じた最適なパフォーマンス調整が可能です。搭載するバッテリーのサイズ次第ではありますが、モバイル環境でも頼もしい相棒となってくれるでしょう。
メモリは規格としてDDR5-5600やLPDDR5X-8000といった最新仕様をサポート。複数アプリの同時並行作業(マルチタスク)やソフトの立ち上げも非常に快適です。加えてPCIe 4.0規格への対応により、SSDなどのストレージや各種外部機器との高速通信が実現しており、システム全体の処理スピードが良い感じに仕上げられています。
Ryzen AI 5 435は、AI技術を活用したアプリケーションに強みがあり、今後のテクノロジーの進化にも対応できる設計となっています。
性能、省電力性、そして話題のAI処理能力までしっかり押さえた「AMD Ryzen AI 5 435」。まさにコストパフォーマンスと扱いやすさの黄金バランスを体現したプロセッサーです。普段のデスクワークからAIを活用した作業、さらには軽めのゲームまで まあまあこなしてくれる頼もしさがあります。「必要十分なパワーがありながら、日常使いで気負わず使える」という絶妙なポジションが魅力的なプロセッサとなっています。
「Zen 5アーキテクチャ」マイクロアーキテクチャは、前世代の「Zen 4」を基にさらなる改良が加えられ、より高い処理能力と優れたエネルギー効率を実現した新しいCPUアーキテクチャへと進化しています。 「Zen 5cアーキテクチャ」は、AMDの高効率なCPUコアで、Zen 5の派生版です。特徴として、IPCはZen 5と同等、L3キャッシュは大幅に削減され、電力効率が向上しています。Zen 5cは、IntelのEコアに似た役割を果たす「コンパクト版Zen 5」と言える存在です。マイクロアーキテクチャ自体は基本的にZen 5と同じです。

AMD Ryzen AI 5 435 はどんな作業に向いている?
AMD Ryzen AI 5 435は、様々な作業に対応可能なプロセッサですが、その性能特性から特定の用途に適しています。以下、各項目について説明します。
・マルチタスキング
このモデルは、パワフルな処理を担う「Zen 5」を2コア、省電力性に優れた「Zen 5c」を4コア組み合わせた、計6コア/12スレッドのハイブリッド構成を採用しています。それぞれのコアが役割を最適に分担するため、複数のタスクを同時に走らせる並行処理に強いのが特徴となっています。ウェブブラウザで多数のタブを開いたまま、Officeソフトで資料を作成し、さらにバックグラウンドで音楽を流す・・・
こうした普段使いのマルチタスクであれば、あまりストレスを感じることなく、なかなかスムーズに処理できます。このクラスのプロセッサーとしては非常に費用対効果が高く、日々の作業をそつなくこなしてくれる、かなり実用性の高い仕上がりとなっています。
・クリエイティブな作業
重ためのクリエイティブワークにガッツリ使うには、ちょっとパワー不足かもしれません。3Dレンダリングや本格的な動画編集など、マシンパワーを要するヘビーなクリエイティブ作業には、コア数の少なさやエントリー級の内蔵GPUがボトルネックとなり、力不足は否めません。しかし、手軽な写真の補正やAIでの画像生成といった軽めのタスクであれば、まあまあ快適にこなせる実力を持っています。
・オフィス作業
事務作業やちょっとした作業なら、まったく問題なくサクサクこなせます!
WordやExcel、PowerPointといった定番のOfficeソフトはもちろん、Google Workspaceなどのクラウドツールも心地よくスムーズに動いてくれます。
さらに、、消費電力が少なめ(TDP15W〜28W)に抑えられているのも嬉しいポイントです。バッテリーがしっかり長持ちしてくれるので、カフェや外出先に持ち出して使いたいときにも比較的安心して使えます。
・ゲーム
グラフィック性能(AMD Radeon 840M / RDNA 3.5)は日常用途には十分優秀ですが、高画質な最新のAAA大作をサクサク動かすにはかなり力不足な面もあります。ゲームのプレイに関しては、ちょっと軽めのタイトルやインディーゲームを中心に楽しむのが良さそうです。
『VALORANT』『League of Legends』といった軽量のeスポーツ系ならそこそこに動作しますし、画質設定を調整すれば遊べるタイトルもけっこう豊富です。本格的なゲーミング専用機としてはかなり難しいものの、ライトにゲームを遊び尽くしたいカジュアル派には十分に付き合っていけるスペックです。
・ウェブブラウジング
ウェブの閲覧に関しては、かなりサクサク動いてくれる印象です!
もちろん積んでいるメモリの量にも左右されますが、タブをいくつか同時に開いたくらいでは、動きがカクついたり重くなったりすることは、ほぼありません。YouTubeなどの動画配信サービスを見るのも、止まることなくとってもスムーズに楽しめます。
・ビジネスソフト/アプリケーション
普段のお仕事で使うビジネスソフトや、Zoom・Teamsといったビデオ会議アプリなら、ストレスなくサクサク動いてくれます。特に注目したいのが、AIの処理に特化した「NPU」というパーツのパワーがとっても高いこと(最大50TOPSもあるんです!)。そのおかげで、ビデオ会議中に背景をぼかしたり、周りの雑音を消したり、リアルタイムで外国語を翻訳したりといったAIを使う便利な機能が、良い感じにスムーズ&効率的にこなしてくれます。
「AMD Ryzen AI 5 435」は、Webサイトの閲覧やドキュメント作成といった日常のタスクから、ちょっとした写真・動画の簡易的な編集までを軽快にこなせるプロセッサーです。トレンドとなっているAIアシスタントを組み込んだビジネス向けソフトウェアも、良い感じに動作し、日々の業務をサポートしてくれます。
一方で、高い処理能力が求められる最新の3Dゲームや、プロクオリティの本格的なクリエイティブ作業に挑戦するには、かなりスペックが足りない部分もあります。しかし、一般的な普段使いやオフィスワークが中心のユーザーにとっては、快適なパフォーマンスを発揮してくれる頼もしい存在になるでしょう。

「AMD Ryzen AI 400シリーズ」の性能を表す数字&アルファベットの部分
AMDから発売している「AMD Ryzen AI400シリーズ」は、「Ryzen AI 9」「Ryzen AI 7」「Ryzen AI 5」の計3種類あります(2026年7月現在)。性能を表す数字の部分は小さい数字から大きい数字にかけて性能が良くなっていきます。例えば、数字の小さい「Ryzen AI 5」は、性能よりも値段が安いコスパ重視、逆に数字の大きい「Ryzen AI 9」は、値段よりも性能が高いスペック重視ということになります。
ノートPC向けCPU「AMD Ryzen AI400シリーズ」アルファベッと数字が表す部分
★ Ryzen AI 5 435の場合、「Ryzen AI」の部分がシリーズの名前、
「5」の部分が、Ryzenシリーズの中でのグレード(クラス) 、
「4」はシリーズ、
「35」は性能とモデル特定番号を表しています。
★ Ryzen AI 9 HX 475の場合、「Ryzen AI」の部分がシリーズの名前、
「9」の部分が、Ryzenシリーズの中でのグレード(クラス) 、
「HX」は高いパフォーマンスを発揮するモデルである事を表す記号、
「4」はシリーズ、
「75」は性能とモデル特定番号を表しています。

AMD Ryzen AI 5 435 のベンチマーク CPU性能
#この記事の全てのベンチマークスコアは、パソコン等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・
【PassMark】比較表
| CPU | シングルスコア | マルチスコア |
|---|---|---|
| Intel Core i7-1360P | 3568 | 20932 |
| Intel Core Ultra 7 256V | 3905 | 20896 |
| AMD Ryzen 7 5800HS | 3052 | 20708 |
| Intel Core Ultra 5 125H | 3539 | 20415 |
| Intel Core i5-1340P | 3590 | 20083 |
| Intel Core Ultra 5 325 | 3703 | 19917 |
| AMD Ryzen AI 5 435 | 3771 | 19214 |
| AMD Ryzen 7 7730U | 3092 | 19189 |
| Intel Core Ultra 5 125U | 3468 | 18964 |
| AMD Ryzen 5 5600GE | 3217 | 18931 |
| Intel Core Ultra 5 226V | 3834 | 18859 |
| AMD Ryzen 7 4800HS | 2595 | 18736 |
| Intel Core i5-11500 | 3148 | 17657 |
【Cinebench 2024】比較表(マルチスコアの高い順)
| CPU | シングルスコア | マルチスコア |
|---|---|---|
| Intel Core i7-12650H | 106 | 728 |
| AMD Ryzen 5 8645HS | 101 | 705 |
| AMD Ryzen 5 5600X | 94 | 683 |
| AMD Ryzen AI 5 435 | 112 | 651 |
| AMD Ryzen 5 230 | 97 | 647 |
| Intel Core i5-12450HX | 96 | 629 |
| Intel Core Ultra 7 255U | 102 | 591 |
| Intel Core i7-11800H | 85 | 576 |
| AMD Ryzen 5 5600HS | 81 | 564 |
【Geekbench 6】比較表(マルチスコアの高い順)
| CPU | シングルスコア | マルチスコア |
|---|---|---|
| Intel Core i5-12600KF | 2472 | 11989 |
| Intel Core Ultra 7 355 | 2718 | 11364 |
| AMD Ryzen 7 PRO 7840HS | 2231 | 10861 |
| Intel Core Ultra 7 256V | 2527 | 10438 |
| Intel Core Ultra 5 125H | 2249 | 10174 |
| AMD Ryzen AI 5 435 | 2581 | 9986 |
| Intel Core i5-12600 | 2378 | 9952 |
| Intel Core Ultra 5 226V | 2561 | 9948 |
| Intel Core i9-9900X | 1504 | 9786 |
| AMD Ryzen 7 7735HS | 1972 | 9411 |
| Intel Core Ultra 5 325 | 2313 | 8957 |
商品紹介
【AMD Ryzen AI 5 435 】搭載ノート型パソコン
↗️ LG(エルジー) ノートPC 〈LG gram 14〉 エッセンスシルバー 《14Z95U-VP53J》 ●仕様【14.0型(1920×1200) / Ryzen AI 5 435 / メモリ:16GB / SSD:256GB / Windows 11 Pro / 約1,120g / 最長約30.5時間 】
《特徴》OSは、Windows 11 Proです。薄型軽量コンパクトなボディなので持ち運び楽々! 薄さは最大約15.7mmと重さ約1,120gの軽量ボディに、「MIL-STD 810H」に準拠し、堅牢性を確保しています。
さらに、最大18.5時間(動画)/30.5時間(アイドル)もバッテリーが持続します。14.0型WUXGA(1920×1200)、アンチグレア、IPS液晶ディスプレイ採用。Wi-Fi 6E に対応、Bluetooth 5.4準拠。
↗️ LG(エルジー) ノートPC 〈LG gram 14〉 エッセンスシルバー 《14Z95U-GS54J》 ●仕様【14.0型(1920×1200) / Ryzen AI 5 435 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / 約1,120g / 最長約30.5時間 】
《特徴》薄型軽量コンパクトなボディなので持ち運び楽々! 薄さは最大約15.7mmと重さ約1,120gの軽量ボディに、「MIL-STD 810H」に準拠し、堅牢性を確保しています。さらに、最大18.5時間(動画)/30.5時間(アイドル)もバッテリーが持続します。14.0型WUXGA(1920×1200)、アンチグレア、IPS液晶ディスプレイ採用。Wi-Fi 6E に対応、Bluetooth 5.4準拠。
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