初めに・・・

今回は、AMD Ryzen 5 230 のベンチマーク(PassMark・Cinebench・Geekbench) CPU性能や特徴などを記事にしていきたいと思います。そして、このCPUが搭載されているパソコンを紹介したいと思います。

AMD Ryzen 5 230 は、コストパフォーマンスと省電力性に優れたノートPC向けプロセッサです。比較的長時間のバッテリー駆動が可能で、日常的なタスクを快適にこなせます。グラフィックスには8基の演算ユニット(CU)で構成される「AMD Radeon 760M」を採用。さらに、最大16TOPSの処理能力を持つローカルAI特化型のNPUを搭載しており、AI関連の作業も効率的に処理できます。

このプロセッサーは、コストパフォーマンスに優れたCPU(APU)です。

AMD Ryzen 5 230 の仕様

CPUAMD Ryzen 5 230
シリーズ / 開発コードRyzen 200シリーズ / Hawk Point
アーキテクチャZen 4 × 6コア
コア数 / スレッド数6コア / 12スレッド
最大ブースト・クロック最大 4.9GHz
基本クロック3.5GHz
L2キャッシュ合計 / L3キャッシュ合計6MB / 16MB
メモリ最大メモリ256GB
対応メモリDDR5-5600・LPDDR5x-7500
最大温度100℃
TDP(デフォルト)28W
TDP(cTDP)15W~30W
製造プロセス
TSMC 4nm

AI 

AMD Ryzen AI
Performance 最大 16 TOPS
Overall TOPS
最大 31 TOPS
NPU TOPS
最大 16 TOPS
内蔵GPU
名前AMD Radeon 760M (RDNA 3)
GPUコア
8コア
グラフィックス周波数
2.60GHz

AMD Ryzen 5 230 の特徴

Ryzen 5 230は、AMDがノートPC(および省電力デスクトップ)向けに展開している「Ryzen 200シリーズ」のミドルレンジ(中位)プロセッサです。

開発コードネーム「Hawk Point」の優れた設計を引き継いでおり、「価格は抑えたいけれど、動作が重くてストレスを感じたくない!」というわがままな願いを叶えてくれる、まさに優等生のようなCPUです。

基本となる構造には、実績のある「Zen 4」アーキテクチャを採用。6コア/12スレッドという、マルチタスク(並行処理)に強い構成になっています。通常時のベースクロックが3.5 GHzと高めに設定されています。これにより、起動時やアプリの立ち上げといった日常の何気ない動作が結構快適です。それから、TSMC 4nm FinFETという微細な技術で製造されているため、圧倒的な省電力性と、発熱の少なさを実現しました。

しかも、使用状況に応じて15Wから30Wまで調整可能です。これにより、環境に合わせた柔軟な設定ができるので、さまざまなシーンで活躍し、電気の消費を抑え、バッテリー駆動時間の延長にも大きく貢献しています。

発熱が少なくて済むため、薄くて軽い持ち運び用のノートPCにぴったりです。冷却ファンが大きな音を立てて回り続けることも少なく、静かなカフェや外出先でも、バッテリーの残量をあまり気にせずに作業に集中できます。

Ryzen 5 230には、最大 16 TOPS(1秒間に16兆回の演算)の処理能力を持つAI専用プロセッサ(NPU)が内蔵されています。最新の超ハイエンドAI PC(Copilot+ PCなど)の基準には一歩届かないものの、オンライン会議での背景ぼかしやノイズキャンセリング、Windows 11の日常的なローカルAI機能などを、CPUに無理な負荷をかけることなく省電力でサクサクこなせます。

Ryzen 5 230には、内蔵GPUとして「Radeon 760M」が搭載されています。

8基の演算ユニットを搭載し、高価な外部グラフィックボードを搭載していなくても、高画質な4K動画の再生をはじめ、ちょっとした軽めの写真編集や動画のカット編集、さらには軽めのオンラインゲーム(画質設定を調整した状態)なら十分に楽しめる描画性能を持っています

お手頃なクラスのプロセッサでありながら、映像を映し出す能力にも手を抜いていません。

ただし、重い3Dゲームや高解像度設定では、かなり厳しいかもしれません。

メモリも最新のDDR5-5600やLPDDR5X-7500に対応しており、アプリケーションの起動やマルチタスクがよりスムーズになります。さらに、PCle 4.0にも対応しており、ストレージや周辺機器とのデータ転送速度も高速化されて、システム全体のパフォーマンスが向上します。

AMD Ryzen 5 230は、最先端の超モンスター級スペックを追い求めるためのCPUではありません。

「予算を賢く抑えつつ、仕事もプライベートもストレスフリーで、バッテリーも長持ちする実用的なノートPCが欲しい」という人にとっては、満足度の高い選択肢になると思います。

 「Zen 4アーキテクチャー」は、CPUコアの改良、及びキャッシュ容量(CPU内蔵)増加により、IPCが向上しています。そして、DDR5メモリの採用により、メモリアクセス帯域幅や転送速度などの向上を果たしています。従来の「Zen 3」アーキテクチャーと比べて、パフォーマンスがいい感じに向上しています。

出典 SUZURI (写真のTシャツはこちらをクリック)

AMD Ryzen 5 230 はどんな作業に向いている?

AMD Ryzen 5 230は、普段の生活や仕事のいろいろな場面で、ちょうどいい使いやすさを発揮してくれる頼もしい存在です。それぞれの作業にどれくらい向いているか、まとめてみました。

マルチタスキング

複数のことを同時に並行して進めるのが、とても上手なプロセッサーです。頭脳となるパーツが効率よく、役割分担をしてくれるので、音楽を聴きながら書類をまとめ、さらに別のアプリで調べものをする、といった複数の作業を重ねても、全体の動きがギクシャクすることなく安定して動き続けてくれます。

ただ、計算能力を極限まで使うような重い作業をいくつもするのは無理です。

クリエイティブな作業

大がかりな作品づくりは、荷が重いかもしれませんが、比較的軽めの日常的なクリエイティブ活動なら十分に楽しめます。スマートフォンで撮った写真の色味をきれいに整えたり、短い動画の不要な部分をカットしてつなぎ合わせたりするような作業であれば、そこそこいけると思います。

重いデータを扱う作業は向いていません。特に重い動画編集を扱うユーザー向けではないので注意が必要です。

オフィス作業

書類を作ったり、データをまとめたりする作業にはぴったりです。このプロセッサは、必要なときにしっかり力を発揮してくれる賢い仕組みを持っているので、ワードやエクセルといった作業もストレスなく、気持ちよく進めることができますよ。

ゲーム

本格的なグラフィックが動く3Dゲームを最高画質で遊ぶのは少し難しいですが、軽めのオンラインゲームや、グラフィックの設定を少し控えめに調整したゲームであれば、そこそこ楽しむことができます。専用のゲーム機のようなパワーはなくても、息抜きにちょっと遊ぶくらいなら、まあまあいけるとおもいます。

最新のAAAゲームに明け暮れるユーザー向けではないので注意が必要です。

ウェブブラウジング

インターネットで調べものをする時間は、とても快適に過ごせます。たくさんのタブを同時に開いて、色々なウェブサイトを行き来しても、画面がカクついたり重くなったりすることは、たぶん ほとんどないと思います。動画配信サイトで高画質な映像を流しながら、別のページでニュースを読むといった使い方も、良い感じにスムーズに進められます。

ビジネスソフト/アプリケーション

Ryzen 5 230は、社内システムや一般的な業務用のソフトを動かすのは、意外と得意分野です。ビデオ会議で背景をぼかしたり、周囲のノイズを消したりするような、最近増えているローカルAIを活用したソフトにも対応可能です。裏方での細かな処理を省電力なパーツが担当してくれるので、パソコンに無理な負荷をかけることなく、安定してお仕事をこなせます。

 Ryzen 5 230は、全体的に見ると、過度な負担がかかるプロセッサー泣かせの重い作業でなければ、生活や仕事のほとんどの場面で「ちょうどよく、心地よく」動いてくれる万能なキャラクターを持っています。持ち運んで使うときのバッテリーの持ちも良いので、毎日の相棒として長く付き合える処理能力を持っていますよ。

「AMD Ryzen 200シリーズ」の性能を表す数字&アルファベットの部分

AMDから発売している「AMD Ryzen 200シリーズ」は、「Ryzen 9」「Ryzen 7」「Ryzen 5」「Ryzen 3」の計4種類あります(2026年4月現在)。性能を表す数字の部分は小さい数字から大きい数字にかけて性能が良くなっていきます。例えば、数字の小さい「Ryzen 3」は、性能よりも値段が安いコスパ重視、逆に数字の大きい「Ryzen 9」は、値段よりも性能が高いスペック重視ということになります。

ノートPC向けCPU「AMD Ryzen 200シリーズ」アルファベッと数字が表す部分

★ Ryzen 5 230の場合、「Ryzen」の部分がシリーズの名前

「5の部分がシリーズの中でのグレード(クラス) 、

「2Ryzenシリーズの中で、さらに区分した格シリーズ

「30」性能とモデル特定番号を表しています。

AMD Ryzen 5 230 のベンチマーク CPU性能

#この記事の全てのベンチマークスコアは、パソコン等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・

【PassMark】比較表

CPUシングルスコアマルチスコア
Intel Core i7-1360P356820932
Intel Core Ultra 7 256V 390520896
AMD Ryzen 7 5800HS305220708
Intel Core Ultra 5 125H353920415
Intel Core i5-1340P359020083
Intel Core Ultra 5 325370319917
AMD Ryzen 5 230357919735
AMD Ryzen 7 7730U309219189
Intel Core Ultra 5 125U346818964
AMD Ryzen 5 5600GE321718931
Intel Core Ultra 5 226V 383418859
AMD Ryzen 7 4800HS259518736
Intel Core i5-11500314817657

【Cinebench 2024】比較表(マルチスコアの高い順)

CPUシングルスコアマルチスコア
Intel Core i7-12650H106728
AMD Ryzen 5 8645HS101705
AMD Ryzen 5 5600X94683
AMD Ryzen 5 23097647
Intel Core i5-12450HX96629
Intel Core Ultra 7 255U102591
Intel Core i7-11800H85576
AMD Ryzen 5 5600HS81564

【Geekbench 6】比較表(マルチスコアの高い順)

CPUシングルスコアマルチスコア
Intel Core Ultra 5 125H224910174
Intel Core i5-1260023789952
Intel Core Ultra 5 226V25619948
Intel Core i9-9900X15049786
AMD Ryzen 7 7735HS19729411
AMD Ryzen 5 23023688997
Intel Core i9-1190021468930
Apple M123728411
AMD Ryzen 7 Pro 370016748298
AMD Ryzen 7 7735U18168045
Intel Core i5-11400F19697792

商品紹介

【AMD Ryzen 5 230】搭載 ノートパソコン

↗️ dynabook(ダイナブック)  ノートPC  〈BA/ZY〉 ブラック  《W6BAZY5CAH》 ●仕様【16.0型(1,920×1,200) / Ryzen 5 230 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / 約1.79kg / 最長約16.5時間 】

《特徴》実用的なスペックとコストパフォーマンスに優れる16型ノートPC! 高い作業性を持つ16.0型ディスプレイは、解像度1,920×1,200(WUXGA)で、外部出力時にはHDMIからの4K出力にも対応。熱シミュレーションを駆使した筐体設計と独自の放熱技術「エンパワーテクノロジー」を採用。前面カメラは、有効画素数 約500万画素に、Webカメラシャッター付きです。キーボードはキーピッチ18.8mm、キーストローク1.4mmを確保したJIS配列準拠のテンキー付きで、確実なタイピングをサポート。Bluetooth ワイヤレステクノロジー Ver5.4準拠 &「Wi-Fi 7」に対応。

↗️ dynabook(ダイナブック)  ノートPC  〈BA/ZY〉 ブラック  《W6BAZY5BAH》 ●仕様【16.0型(1,920×1,200) / Ryzen 5 230 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / 365 Basic + Office Home & Business 2024(デスクトップ版)/ 約1.79kg / 最長約16.5時間 】

《特徴》実用的なスペックとコストパフォーマンスに優れる16型ノートPC! 高い作業性を持つ16.0型ディスプレイは、解像度1,920×1,200(WUXGA)で、外部出力時にはHDMIからの4K出力にも対応。熱シミュレーションを駆使した筐体設計と独自の放熱技術「エンパワーテクノロジー」を採用。前面カメラは、有効画素数 約500万画素に、Webカメラシャッター付きです。キーボードはキーピッチ18.8mm、キーストローク1.4mmを確保したJIS配列準拠のテンキー付きで、確実なタイピングをサポート。Bluetooth ワイヤレステクノロジー Ver5.4準拠 &「Wi-Fi 7」に対応。365 Basic + Office Home & Business 2024(デスクトップ版)付属モデルです。

↗️ dynabook(ダイナブック)  ノートPC  〈BA/ZA〉 ブラック  《W6BAZY5CAH》 ●仕様【16.0型(1,920×1,200) / Ryzen 5 230 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / 約1.79kg / 最長約16.5時間 】

《特徴》AIがリアルタイムで最適化する、高精度カメラエフェクト搭載! AIが背景ぼかし・視線最適化・自動画角調整をリアルタイムで行い、Web会議の映像品質を自動で向上させます。高い作業性を持つ16.0型ディスプレイは、解像度1,920×1,200(WUXGA)で、外部出力時にはHDMIからの4K出力にも対応。熱シミュレーションを駆使した筐体設計と独自の放熱技術「エンパワーテクノロジー」を採用。前面カメラは、有効画素数 約500万画素に、Webカメラシャッター付きです。キーボードはキーピッチ18.8mm、キーストローク1.4mmを確保したJIS配列準拠のテンキー付きで、確実なタイピングをサポート。Bluetooth ワイヤレステクノロジー Ver5.4準拠 &「Wi-Fi 7」に対応。

↗️ dynabook(ダイナブック)  ノートPC  〈BA/ZA〉 ブラック  《W6BAZA5BAH》 ●仕様【16.0型(1,920×1,200) / Ryzen 5 230 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / Microsoft 365 Personal(24か月版)/ Office Home & Business 2024(オプション付) / 約1.79kg / 最長約16.5時間 】

《特徴》AIがリアルタイムで最適化する、高精度カメラエフェクト搭載! AIが背景ぼかし・視線最適化・自動画角調整をリアルタイムで行い、Web会議の映像品質を自動で向上させます。高い作業性を持つ16.0型ディスプレイは、解像度1,920×1,200(WUXGA)で、外部出力時にはHDMIからの4K出力にも対応。熱シミュレーションを駆使した筐体設計と独自の放熱技術「エンパワーテクノロジー」を採用。前面カメラは、有効画素数 約500万画素に、Webカメラシャッター付きです。キーボードはキーピッチ18.8mm、キーストローク1.4mmを確保したJIS配列準拠のテンキー付きで、確実なタイピングをサポート。Bluetooth ワイヤレステクノロジー Ver5.4準拠 &「Wi-Fi 7」に対応。Microsoft 365 Personal(24か月版)/ Office Home & Business 2024(オプション付) 付属モデルです。

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