初めに・・・
「今日は誰とも話したくない。でも、ひとりでいるとなんだか寂しい。」
仕事から帰って、スマホを眺めながら、そんな気持ちになったことはありませんか?
朝から仕事、メール、会議、人付き合い。
気づけば一日中、誰かの予定や言葉に合わせている。
やっと家に帰ってひとりになったのに、SNSを開けば、友達の楽しそうな投稿。
「私、今日何してたんだっけ?」
……そんなことありますよね。私はあります。
ひとり時間って、本来は自由な時間のはずなのに、なぜか「有意義に過ごさなきゃ」と思ってしまうんです。
でも、ひとり時間は「何かを頑張る時間」じゃなくていい。
むしろ、頑張りすぎた自分を、そっと元の場所に戻してあげる時間なのかもしれませんね・・・
ひとり時間は「予定のない時間」ではない

ひとり時間というと、
- カフェで読書をする
- 映画を見る
- 旅行に行く
- 趣味を楽しむ
そんな過ごし方を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも素敵。
でも、もっと小さくていいんです。
帰宅して好きな音楽を流す。
コンビニで、いつもよりちょっと高いプリンを買う。
お風呂をいつもより10分長くする。
ベッドに寝転がって「今日はもう何もしない!」と宣言する。
これだって、立派なひとり時間です。
大切なのは「何をしたか」より、「自分がどう感じたか」。
ひとり時間を充実させようとして予定を詰め込みすぎると、休日なのに仕事みたいになってしまいます。
それでは、休むための時間が忙しくなってしまいますよね。
「自分を満たす」ために、今の気分を聞いてみる
ひとり時間の過ごし方に迷ったら、最初にやってほしいことがあります。
それは、自分にこう聞くこと。
「今、私は何がしたい?」
「何をすれば正解?」ではありません。
「疲れてる?」
「誰かと話したい?」
「静かにしたい?」
「ちょっと刺激がほしい?」
この答えによって、過ごし方は変わります。
たとえば、仕事でクタクタなら、無理に勉強したり、自己成長につながることをしたりしなくてもいい。
好きなドラマを見ながらゴロゴロする。
それで十分です。
逆に、家にいても気分がモヤモヤするなら、近所を散歩してみる。
お気に入りのカフェでコーヒーを飲む。
本屋を目的なく歩いてみる。
「今の自分に足りないもの」を、少し補ってあげるイメージです。
ひとり時間を味わう3つのコツ

1.スマホを置いて、五感を使う
ひとり時間が、SNSを見る時間だけになっていませんか?
もちろんSNSも楽しい。
でも、気づいたら30分経っていた……なんてこともありますよね。
そこで、ときどきスマホを置いてみます。
コーヒーの香りを感じる。
音楽をちゃんと聴く。
料理をゆっくり味わう。
外の風を感じる。
「ながら」をやめるだけで、いつもの時間が少し濃くなります。
2.「小さな贅沢」をひとつ用意する
ひとり時間には、自分だけが喜ぶものをひとつ。
ちょっといいスイーツでも、入浴剤でも、好きなパンでもOKです。
ポイントは、「誰かのため」ではなく「自分が嬉しいから選ぶ」こと。
大人になると、自分のためだけに何かを買う機会って、意外と少ないものです。
だからこそ、小さな贅沢が効きます。
3.最後に「今日よかったこと」をひとつ思い出す
ひとり時間の終わりに、
「今日、まあ悪くなかったな」
と思えることをひとつ探してみます。
おいしいランチを食べた。
仕事をひとつ片付けた。
信号が全部青だった。
猫を見かけた。
本当に小さなことで大丈夫。
毎日を完璧にする必要はありません。
「今日はこれでOK」と自分に言えるだけで、気持ちは少し軽くなります。
今日からできる「ひとり時間」の作り方
ここまで読んで、
「よし、休日を充実させよう!」
と予定を立て始めたあなた。
ちょっと待ってください(笑)。
まずは30分だけでいいんです。
今日、スマホを置く時間を30分つくる。
好きな飲み物を用意する。
そして、自分に聞いてみる。
「今の私は、何がしたい?」
答えが「寝たい」なら寝る。
「散歩したい」なら歩く。
「何もしたくない」なら、何もしない。
ひとり時間の目的は、立派な自分になることではありません。
仕事や人間関係で少し疲れた自分を、自分でちゃんと迎えに行くこと。
誰かに褒められる必要もありません。
SNSに投稿する必要もありません。
「今日の私は、これが心地よかった」
そう思える時間がひとつあれば、それで十分です。
忙しい毎日の中で、つい後回しにしてしまう自分の気持ち。
次の休みまで待たなくても大丈夫。
今夜30分、自分のためだけに使ってみませんか?
