初めに・・・

今回は、AMD Ryzen 3 30 のベンチマーク(PassMark・Geekbench) CPU性能や特徴などを記事にしていきたいと思います。そして、このCPUが搭載されているパソコンを紹介したいと思います。

AMD Ryzen 3 30 は、「動画視聴やレポート作成、ちょっとした仕事がそれなりにこなせる、ちょうどいいパソコンが欲しい」、手頃な価格帯で、お財布に優しくて、普段使いにぴったりなノートPC向けプロセッサです。 iGPUは「AMD Radeon 610M」で、演算ユニット(CU)は2基となっています。注意点としては、NPU(AIエンジン)は非搭載なところです。このモデルは、AMDの「Ryzen 10シリーズ」ファミリーに属する、とても控えめで省電力なエントリークラス(入門向け)のプロセッサーです。

AMD Ryzen 3 30 の仕様

CPUAMD Ryzen 3 30
シリーズ / 開発コードRyzen 10シリーズ / Mendocino
アーキテクチャZen 2 × 4コア
コア数 / スレッド数4コア / 8スレッド
最大ブースト・クロック最大 4.1GHz
基本クロック2.4GHz
L2キャッシュ合計 / L3キャッシュ合計2MB / 4MB
メモリ最大メモリ16GB
対応メモリ2×1R LPDDR5-5500
最大温度?℃
TDP(デフォルト)15W
製造プロセス
TSMC 6nm

AI 

AMD Ryzen AI
Performance 
Overall TOPS
NPU TOPS
内蔵GPU
名前AMD Radeon 610M(RDNA 2)
GPUコア
2コア
グラフィックス周波数
1.90GHz

AMD Ryzen 3 30 の特徴

AMDの「Ryzen 3 30」 は、ライトユーザー向けのローエンドノートPCに採用されている、実用性をトコトン追求したプロセッサになります。

登場したのは2025年の後半で、名前の付け方こそ新しいルールに則っていますが、その中身はすでに多くのパソコンで使われて実績のある「Mendocino(メンドシーノ)」という基本設計がベースです。以前のRyzen 7020シリーズなどの中身を、新しい名前で受け継いだリブランド製品と言えますね。

普段使いにちょうどいい処理能力とコスパの良さ・・・
Ryzen 3 30の最大の魅力は、お財布に優しい価格帯でありながら、日々の軽めな作業をこなすには十分すぎるほどのパワーを持っている点です。

頼もしい4コア・8スレッド構成・・・
4コア・8スレッド構成により、同時に処理できる作業のルートが用意されているため、インターネットで調べものをしながら動画を流したり、Officeソフトで書類を作りつつWeb会議に参加したりといった、複数の作業を重ねても動きがギクシャクしにくく、スムーズにこなせます。

賢く変わる動作スピード・・・
普段のゆったりした作業時は2.4 GHzという速度で動きますが、ちょっと重めの処理が必要になると、自動的に最大4.1 GHzまでスピードを引き上げてがんばってくれます。

実績があるから安心できる「Zen 2」設計・・・
パソコンの頭脳の基礎となる設計部分には、長年使われてきて信頼性が高く、製造コストを抑えられる「Zen 2」という仕組みが使われています。最高峰の性能を誇るクラスのものではありませんが、手頃なノートPC向けの頭脳としては、今でも十分に通用する効率の良さを持っています。さらに、半導体の製造で定評のあるTSMCの6nmという細かな技術で作られているため、品質の面でもとても安定しています。

バッテリーが長持ちする優れた省電力性・・・
このプロセッサのTDPがデフォルトで15Wと、非常に低く抑えられているのが強みです。電力をあまり使わないということは、それだけ熱が出にくいということでもあります。

そのため、バッテリーが減りにくく、外出先へ持ち出して長時間使いたい人にはうれしい仕上がりです。熱がこもりにくい性質を活かして、冷却ファンがない静かな薄型ノートPCなどにもよく採用されています。

映像もきれいに映し出すグラフィックス機能・・・
プロセッサの中には「AMD Radeon 610M」という画面映りを支える機能が組み込まれています。

これにはRDNA 2という優れた映像技術が盛り込まれており、エントリー向けのクラスでありながら、画面への出力や動画をなめらかに再生する能力は、まあまあです。複数のモニターをつないで、最大で4つの画面に同時に映像を映し出すことも可能です。高画質な動画を楽しんだり、ちょっとした写真の補正をしたりする分にはまあまあこなせます。ただし、立体的な3Dゲームを本格的に遊んだり、本格的な動画編集をガシガシやったりするような使い方には向いていません。

データのやり取りがスムーズなLPDDR5メモリに対応・・・
価格を抑えたモデル向けのプロセッサでありながら、データの読み書きが、なかなかにスピーディーで、なおかつ電気も食わない「LPDDR5-5500」という規格のメモリに対応しています。このおかげで、アプリが立ち上がるまでの時間が短縮されたり、データの読み込みがサクサク進んだりします。さらに、先ほどお話ししたグラフィックスの性能を引き出すのにも、このメモリの速さが一役買っています。

Ryzen 3 30を載せたノートパソコンは、高画質なゲームやプロ並みの動画編集といったハードな使い方は予定していないけれど、予算はできるだけ抑えたい、という方にぴったりです。

お仕事の書類作成、学校のレポート、ネットショッピングや動画の視聴などがストレスなく、しっかり動く実用的な1台が欲しいという方の願いを、ちょうどいいバランスで叶えてくれる頼もしい存在です。

出典 SUZURI (写真のTシャツはこちらをクリック)

AMD Ryzen 3 30 はどんな作業に向いている?

AMD Ryzen 3 30は、とても控えめで省電力なエントリークラス(入門向け)のプロセッサです。

マルチタスキング

いくつかの作業を同時に進めることも、このプロセッサの面白い強みです。4つ(Zen 2)の頭脳が上手に入替わりながらバトンタッチして動くため、音楽を聴きながら資料を作ったり、調べ物をしながら別のアプリを開いたりと、毎日のマルチタスクを器用にこなしてくれます。ただ、負荷の高い作業を複数こなすのは、ちょっと厳しいかと思われます。

 

クリエイティブな作業

写真の明るさをちょっと調整したり、短い動画の切り貼りをするくらいなら、ゆっくり待ってあげれば、なんとかこなせます。一方で、映画のような本格的な動画の編集や、立体的な3Dグラフィックを作るような、パソコンに大きな負担がかかるクリエイティブな世界に飛び込むには、かなりパワーが足りないのが本音です。

 

オフィス作業

 文章を作ったり、簡単な表計算をしたりする作業は、問題なくこなせます。報告書をまとめたり、家計簿をつけたりといった日常的なデスクワークであれば、動きがあまりカクつくこともなく、けっこう快適に進めることができます

 

ゲーム

チェスやパズルゲーム、あるいは2Dの可愛いブラウザゲームなど、軽めのゲームであればのんびり楽しむことができます。一方で、画面がリアルで激しく動くような3Dの対戦ゲームや、大作アクションゲームなどを遊ぶのは、荷が重いです。ゲームメインで使うというよりは、「動けばラッキー」くらいに思っておくのが良さそうです。

 

ウェブブラウジング

インターネットでの調べ物や、お気に入りのサイトを見たりすることは、けっこう快適です。いくつかのタブを開いて色々なページを行き来しても、動作があまり重くなりにくく、まあまあスムーズにページが表示されます。

 

ビジネスソフト/アプリケーション

Ryzen 3 30は、社内システムや一般的な業務用のソフトを動かすのは、意外と得意分野です。裏方での細かな処理を省電力なパーツが担当してくれるので、パソコンに無理な負荷をかけることなく、安定してお仕事をこなせます。

 

 Ryzen 3 210は、全体的に見ると、学校のレポート作成や、お家での書類作り、ネットでの調べものといった「日常のパートナー」として、とても親しみやすいパーツと言えますね。

AMD Ryzen 3 30 のベンチマーク CPU性能

#この記事の全てのベンチマークスコアは、パソコン等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・

【PassMark】比較表

CPU シングルスコアマルチスコア
Intel Core i3-1315U 356112715
Intel Core 3 100U370312368
AMD Ryzen 5 4500U245212294
Intel Core i5-1135G7 2690 10006
AMD Ryzen 3 7320U24279384
AMD Ryzen 3 3024818997
Intel Core i5-9300H22598161
AMD Ryzen 7 3700U19527421
Intel Core i5-10210U21806381
Intel Core i5-8265U20896197
Intel Core i5-8250U1918 6085

【Geekbench 6】比較表(マルチスコアの高い順)

CPUシングルスコアマルチスコア
Qualcomm Snapdragon 8S Gen 320215574
Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 319185126
Google Tensor G420104849
Apple A12Z Bionic13274701
AMD Ryzen 3 3010413915
Google Tensor G214433825
MediaTek Dimensity 810011483641
AMD Ryzen 5 3400G11723568
Qualcomm Snapdragon 7 Gen 311433409

商品紹介

【AMD Ryzen 3 30】搭載ノート型パソコン

↗️ ASUS(エイスース)  ノートPC 〈Vivobook Go 15〉 ルナグレー 《E1504FA-R3165BWS6》 ●仕様【15.6型(1920×1080) / Ryzen 3 30 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / Microsoft 365 Personal (24ヶ月版) ・ Office Home & Business 2024 オプション付 / 約1.63kg / 最長約14.7時間 】

《特徴》高耐久設計と優れたインターフェース網を特長とする15.6型実用ノートPC。MIL規格準拠の堅牢性と軽量・小型化を両立し、AMD Ryzen 3プロセッサおよびWi-Fi 6Eの搭載により、高速な処理能力と通信帯域を確保しています。ディスプレイは作業領域の広い狭額ベゼル仕様。インターフェースには、USB Type-C(USB3.2 Gen1)、Type-A(USB3.2 Gen1/USB2.0)、および外部出力用のHDMIポートを網羅し、高い拡張性を備えます。さらに、ハードウェアレベルで機能する物理プライバシーシャッターと、AIベースの音声ノイズキャンセリング機能を標準装備しています。Microsoft 365 Personal (24ヶ月版) / Office Home & Business 2024 (オプション付) 付属モデルです。

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