初めに・・・
今回は、AMD Ryzen 5 40 のベンチマーク(PassMark・Geekbench) CPU性能や特徴などを記事にしていきたいと思います。そして、このCPUが搭載されているパソコンを紹介したいと思います。
AMD Ryzen 5 40 は、日常的なPC作業をスムーズにこなせる、コストパフォーマンスに優れたノートPC向けCPUです。動画再生やレポート執筆、軽めのオフィスワークといった用途に最適で、予算を抑えたい方にうれしい価格帯が魅力となっています。内蔵グラフィックスには2基の演算ユニット(CU)で構成された「AMD Radeon 610M」を採用。なお、AI処理を行うNPUは搭載されていない点には留意が必要です。本作はAMDの「Ryzen 10シリーズ」にラインナップされており、消費電力を低く抑えた扱いやすいエントリー向けのプロセッサーに仕上がっています。

AMD Ryzen 5 40 の仕様
| CPU | AMD Ryzen 5 40 | |
|---|---|---|
| シリーズ / 開発コード | Ryzen 10シリーズ / Mendocino | |
| アーキテクチャ | Zen 2 × 4コア | |
| コア数 / スレッド数 | 4コア / 8スレッド | |
| 最大ブースト・クロック | 最大 4.3GHz | |
| 基本クロック | 2.8GHz | |
| L2キャッシュ合計 / L3キャッシュ合計 | 2MB / 4MB | |
| メモリ | 最大メモリ | 16GB |
| 対応メモリ | 2×1R LPDDR5-5500 | |
| 最大温度 | ?℃ | |
| TDP(デフォルト) | 15W | |
製造プロセス | TSMC 6nm | |
AI | AMD Ryzen AI | ー |
| Performance | ー | |
Overall TOPS | ー | |
NPU TOPS | ー | |
| 内蔵GPU | 名前 | AMD Radeon 610M(RDNA 2) |
GPUコア | 2コア | |
グラフィックス周波数 | 1.90GHz | |
AMD Ryzen 5 40 の特徴
「価格は抑えたいけれど、普段使いでストレスを感じたくない」ーーーそんなライトユーザーのワガママに寄り添うノートPC向けプロセッサが、2025年後半に登場したAMDの「Ryzen 5 40」です。
名称こそ最新のナンバリングルールが適用されていますが、そのアーキテクチャ(設計)は市場で豊富な実績を持つ「Mendocino(メンドシーノ)」をベースにしています。実質的には定評のあったRyzen 7020シリーズの系譜を継ぐリブランドモデルであり、いわば「熟成された安定の技術」を新しいパッケージで提供する、信頼性の高い選択肢と言えます。
快適なマルチタスクを支える基本スペック・・・
- 無駄のない「4コア / 8スレッド」構造
エントリークラスでありながら4コア・8スレッドを確保しているため、並行処理に強みを持っています。ブラウザで多数のタブを開きながら動画をバックグラウンドで再生したり、WordやExcelでの資料作成中にWeb会議ツールを立ち上げたりといった、日常的なマルチタスクももたつくことなくスマートに処理します。 - シーンに応じて変化するクロック数値
通常時の動作クロックは2.8 GHzに抑えて消費電力をセーブしますが、少し負荷のかかる処理を行う際には、自動的に最大4.3 GHzまでクロックが跳ね上がります。必要な時だけギヤを上げる、スマートな出力調整が特徴です。
「Zen 2」アーキテクチャとTSMC 6nmプロセスの安心感・・・
本プロセッサの核となるのは、長年にわたりPC市場を支えてきた「Zen 2」設計です。最新鋭のハイエンド設計ではないものの、製造コストを低く抑えられるため、製品全体の低価格化に大きく貢献しています。 さらに、半導体製造のトップランナーであるTSMCの6nmプロセス技術で生産されており、回路の微細化による安定性と品質の高さは折り紙付きです。
出先でも安心な優れた省電力性能(TDP 15W)・・・
Ryzen 5 40の大きな強みが、デフォルトTDP(熱設計電力)15Wという極めて優れたワットパフォーマンスです。 低消費電力であることは、そのまま「発熱の少なさ」に直結します。バッテリー消費が非常に緩やかなため、カフェや出張先など電源の確保が難しい場所でも長時間の駆動が可能です。また、排熱処理が容易なことから、ファンレス仕様のスリムなモバイルノートPCにも絶好の選択肢となっています。
描画性能:RDNA 2ベースの「Radeon 610M」を内蔵・・・
グラフィックス面では、プロセッサ内部に「AMD Radeon 610M」を標準搭載しています。 エントリー向けとはいえ、上位モデルにも使われる「RDNA 2」技術のエッセンスを継承しているため、高精細な動画再生やマルチディスプレイ環境(最大4画面出力)を難なくこなすポテンシャルを秘めています。日常的な写真のトリミングや軽度な画像編集なら実用レベルです。
注意点: 重い3Dグラフィックスを多用する最新ゲームのプレイや、4K動画の本格的な編集といったクリエイティブワークにはパワー不足です。用途の割り切りは必要となります。
足回りを固める高速メモリ「LPDDR5」への対応・・・
低価格帯向けプロセッサとしては嬉しいポイントとして、高速かつ省電力な「LPDDR5-5500」メモリに対応している点が挙げられます。 データ転送の帯域が広がったことで、OSやアプリケーションの起動がスピーディーになり、システム全体のレスポンスが底上げされています。この高速なメモリ規格への対応は、内蔵グラフィックス(Radeon 610M)が持つ描画性能を100%引き出すためにも、重要な役割を果たしています。

AMD Ryzen 5 40 はどんな作業に向いている?
AMD Ryzen 5 40は、とても控えめで省電力なエントリークラス(入門向け)のプロセッサです。
マルチタスキング
いくつかの作業を同時に進めることも、このプロセッサの面白い強みです。4つ(Zen 2)の頭脳が上手に入替わりながらバトンタッチして動くため、音楽を聴きながら資料を作ったり、調べ物をしながら別のアプリを開いたりと、毎日のマルチタスクを器用にこなしてくれます。ただ、負荷の高い作業を複数こなすのは、ちょっと厳しいかと思われます。
クリエイティブな作業
写真の明るさをちょっと調整したり、短い動画の切り貼りをするくらいなら、ゆっくり待ってあげれば、なんとかこなせます。一方で、映画のような本格的な動画の編集や、立体的な3Dグラフィックを作るような、パソコンに大きな負担がかかるクリエイティブな世界に飛び込むには、かなりパワーが足りないのが本音です。
オフィス作業
文章を作ったり、簡単な表計算をしたりする作業は、問題なくこなせます。報告書をまとめたり、家計簿をつけたりといった日常的なデスクワークであれば、動きがあまりカクつくこともなく、けっこう快適に進めることができます
ゲーム
チェスやパズルゲーム、あるいは2Dの可愛いブラウザゲームなど、軽めのゲームであればのんびり楽しむことができます。一方で、画面がリアルで激しく動くような3Dの対戦ゲームや、大作アクションゲームなどを遊ぶのは、荷が重いです。ゲームメインで使うというよりは、「動けばラッキー」くらいに思っておくのが良さそうです。
ウェブブラウジング
インターネットでの調べ物や、お気に入りのサイトを見たりすることは、けっこう快適です。いくつかのタブを開いて色々なページを行き来しても、動作があまり重くなりにくく、まあまあスムーズにページが表示されます。
ビジネスソフト/アプリケーション
Ryzen 5 40は、社内システムや一般的な業務用のソフトを動かすのは、意外と得意分野です。裏方での細かな処理を省電力なパーツが担当してくれるので、パソコンに無理な負荷をかけることなく、安定してお仕事をこなせます。

AMD Ryzen 5 40 のベンチマーク CPU性能
#この記事の全てのベンチマークスコアは、パソコン等によって数値が違ってきます。測定には RAM も含まれるので、メモリの種類によっては、結果が大きく変わります。なので、この記事の全てのベンチマークスコアは、あくまでも目安として参考にしてみてください・・・
【PassMark】比較表
| CPU | シングルスコア | マルチスコア |
|---|---|---|
| Intel Core i3-1315U | 3561 | 12715 |
| Intel Core 3 100U | 3703 | 12368 |
| AMD Ryzen 5 4500U | 2452 | 12294 |
| Intel Core i5-1135G7 | 2690 | 10006 |
| AMD Ryzen 3 7320U | 2427 | 9384 |
| AMD Ryzen 5 40 | 2487 | 9219 |
| AMD Ryzen 3 30 | 2481 | 8997 |
| Intel Core i5-9300H | 2259 | 8161 |
| AMD Ryzen 7 3700U | 1952 | 7421 |
| Intel Core i5-10210U | 2180 | 6381 |
| Intel Core i5-8265U | 2089 | 6197 |
| Intel Core i5-8250U | 1918 | 6085 |
【Geekbench 6】比較表(マルチスコアの高い順)
| CPU | シングルスコア | マルチスコア |
|---|---|---|
| Qualcomm Snapdragon 8S Gen 3 | 2021 | 5574 |
| Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3 | 1918 | 5126 |
| Google Tensor G4 | 2010 | 4849 |
| Apple A12Z Bionic | 1327 | 4701 |
| AMD Ryzen 5 40 | 1304 | 4398 |
| AMD Ryzen 3 30 | 1041 | 3915 |
| Google Tensor G2 | 1443 | 3825 |
| MediaTek Dimensity 8100 | 1148 | 3641 |
| AMD Ryzen 5 3400G | 1172 | 3568 |
| Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3 | 1143 | 3409 |
商品紹介
【AMD Ryzen 5 40】搭載ノート型パソコン
↗️ ASUS(エイスース) ノートPC 〈Vivobook Go 15〉 ルナグレー 《E1504FAR5165BW6》 ●仕様【15.6型(1920×1080) / Ryzen 5 40 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / 約1.63kg / 最長約14.7時間 】
《特徴》高耐久設計と優れたインターフェース網を特長とする15.6型実用ノートPC。MIL規格準拠の堅牢性と軽量・小型化を両立し、AMD Ryzen 5プロセッサおよびWi-Fi 6Eの搭載により、高速な処理能力と通信帯域を確保しています。ディスプレイは作業領域の広い狭額ベゼル仕様。インターフェースには、USB Type-C(USB3.2 Gen1)、Type-A(USB3.2 Gen1/USB2.0)、および外部出力用のHDMIポートを網羅し、高い拡張性を備えます。さらに、ハードウェアレベルで機能する物理プライバシーシャッターと、AIベースの音声ノイズキャンセリング機能を標準装備しています。
↗️ ASUS(エイスース) ノートPC 〈Vivobook Go 15〉 ルナグレー 《E1504FAR5165BWS6》 ●仕様【15.6型(1920×1080) / Ryzen 5 40 / メモリ:16GB / SSD:512GB / Windows 11 / Microsoft 365 Personal (24ヶ月版) ・ Office Home & Business 2024 オプション付 / 約1.63kg / 最長約14.7時間 】
《特徴》高耐久設計と優れたインターフェース網を特長とする15.6型実用ノートPC。MIL規格準拠の堅牢性と軽量・小型化を両立し、AMD Ryzen 5プロセッサおよびWi-Fi 6Eの搭載により、高速な処理能力と通信帯域を確保しています。ディスプレイは作業領域の広い狭額ベゼル仕様。インターフェースには、USB Type-C(USB3.2 Gen1)、Type-A(USB3.2 Gen1/USB2.0)、および外部出力用のHDMIポートを網羅し、高い拡張性を備えます。さらに、ハードウェアレベルで機能する物理プライバシーシャッターと、AIベースの音声ノイズキャンセリング機能を標準装備しています。Microsoft 365 Personal (24ヶ月版) / Office Home & Business 2024 (オプション付) 付属モデルです。
今、販売されている『ノート型パソコン』の売れ筋ランキング をチェック!
CPUの種類に関係なく、今、販売されている全ての「ノート型パソコン」の中で、どの機種が一番売れているのか気になりませんか??? 気になる方は、下の欄からどうぞ・・・
